男性なら髪で女性は顔を気にする?


人間誰しも年は取りたくはありません。いつまでも若々しくありた
いのは人の常というもの。年齢とともに容姿の変化は、避けては通
れません。毎日見る自分の顔ですが、毎日見ていると変化に気づか
ないものですが、実際は、確実に日々変化(劣化)しています。

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男性と女性で容姿のどこの変化(劣化)を気にするのでしょうか?


髪に関する悩みが多い男性


以下引用。


美容意識と購買行動の利用に関する実態調査

女性が悩みを感じるパーツは、10代(15~19歳)・20代では「むだ
毛処理・脱毛」、30代・40代では「顔のシミ・シワ・ホウレイ線」、
50代・60代では「白髪」が最も高く、男性では10代「ニキビ・肌が
脂っぽい・テカリ」、20代「ヘアスタイル」、30代「薄毛・抜け
毛」、40代・50代は「白髪」、60代「薄毛・抜け毛」が最も高い。

男性は髪に関する悩みが多く、理美容サロンは「男性の悩み解消」
に商機がありそうだ



「ホットペッパービューティーアカデミー」(リクルートライフス
タイル)は全国の人口20万人以上の都市居住者のうち、15~69歳の
男女1万3,200人を対象に、美容意識と購買行動の利用に関する実態
調査を実施、その結果を2019年11月20日発表した。

主なサマリーは次の通り
・女性全体の80.2%、男性全体の60.1%が「外見を今より良くする
 こと・若さを保つこと」に関心がある

・女性の具体的な悩みは、髪では白髪、顔では顔のシミ・シワ・ホ
 ウレイ線、手・足では腕・二の腕のたるみ・乾燥、体全体・その
 他ではボディラインのくずれ、肩・首などのコリ・腰痛・体のゆ
 がみがそれぞれ最も高い

・男性の具体的な悩みは、髪では薄毛・抜け毛、顔では歯(歯並
 び・黄ばみなど)、ニキビ・肌が脂っぽい・テカリ、手・足では
 爪が弱い・割れやすい・形が悪い、体全体・その他では体臭・口
 臭がそれぞれ最も高い

・女性全体の【基礎化粧品】の中では「洗顔料」(79.8%、前年比
 3.4pt減)、【化粧雑貨・ボディケア用品】では「ハンドクリーム」
 (57.6%、同0.5pt増)、【メイクアップ用品】では「ファンデー
 ション」(66.7%、同1.1pt増)の購入率がそれぞれ最も高い

・男性全体の【基礎化粧品】の中では「洗顔料」(45.4%、前年比
 3.1pt減)、【化粧雑貨・ボディケア用品】では「フェイスシー
 ト・カラダふきシート」(26.2%、前年と比較なし)、【メイク
 アップ用品】では「ファンデーション」(6.2%、前年と同スコア)
 の購入率がそれぞれ最も高い


以上引用。


これに対して私は以下のツイート。





どれだけニーズがあっても掴めるかどうか。
 美容室の「ニーズのとりこぼし」を他の専門店やら何やらが、上
 手いこと掴んでいる。



記事を読む限り、ザックリとですが、男性が髪の毛、女性が顔を気
にするということでしょうか。


女性の持ち歩くグッズとして手鏡があります。

この手鏡こそが女性そのものを表しているように私は思います。

とにかく女性は顔が気になる。

まあ、顔以外はいくらでも隠せますから。


エステティックサロンにおいて、受ける施術でも、受けたい施術で
も、どちらでもトップが「フェイシャル」です



フェイシャルを更に細かくみていくと、記事中の「シミ・シワ・ホ
ウレイ線等」となっていきます。


エステティックサロンの施術メニューを見ると、携帯電話の料金プ
ランばりに細かく分かれています。


男性は、女性でいうところの顔が髪になります。

つまり、薄毛・抜け毛等が気になるようです。


いわゆる“悩み系”ともいい“コンプレックス系”は、すごいマー
ケットです



マーケットがあるということは、需要があり、つまりはそれをニー
ズと呼びます



自分の努力ではどうしようもないものとしてコンプレックス系があ
ると思うのですが、女性の場合であれば、すでにエステ業界がおさ
えています。


男性のコンプレックス系の代表格ともいえるのが、ズバリ「禿(ハ
ゲ)」でしょう。

その解決策は、色々いっても「カツラ」であって、カツラメーカー
の独壇場です。


カツラメーカーの施術メニューは確かに色々とあるのですが、その
すべてがカツラを購入させる導線でしかありません



カツラメーカーの独壇場と書きましたが、数年前から医療業界も薄
毛・脱毛症のマーケット、つまりコンプレックス系に参戦してきま
した。

病院に通って飲み薬で発毛・育毛対策の時代」と、私は表現して
います



女性の顔にしろ、男性の髪でも、美容室でその悩みの相談をする方
がかなりいるといいます。


そこをエステ業界にしろ、カツラメーカーにしても、美容室で相談
することをよく知っていて、美容室の動向を常に把握している
とも
いわれています。


美容室がニーズをつかみそこなった、もっといえば「ニーズの取り
こぼし」を他の業界がうまくつかんでいるということになります。


理美容室の数も飽和状態になり、従来の技術メニューを“安売り”
してしまい、お店の経営が厳しくなってしまっている理美容業界。


そこで焦って、従来の技術メニュー以外でニーズのあるものを提供
しようと試みてはいますが、既にそのニーズを掴んだ各種専門店が
ゴッソリお客を奪っていましたという“オチ”ですね



とはいえ、コンプレックス系のマーケットは、SNSが登場して益々
拡大すると私は思っています。


堀江貴文さんではありませんが、インスタはリア充アピールメデ
ィア
』と表現しているぐらいですから、今までもそうでしたが、今
まで以上に容姿や見た目を気にする時代になるのではないでしょう
か?



それを考えると、美容室の「人をキレイにする」は、これからもっ
と必要とされるべきかもしれませんね!?




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