多様化する美容室の形態に中身は伴っているのか
「ファストサロン」「メンテナンスサロン」「シェアサロン」「フ
リーランス美容師」「業務委託サロン」「完全個室型美容室」以上
は、約一年以内に当ブログで取り上げた内容です。美容室・美容師
の取り巻く環境は時代とともに変化しており、この変化に併せて、
今後益々、美容室・美容師の在り方や存在意義も時代の流れで変化
していくことでしょう。
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ということで、ここ最近の美容室の形態をまとめた記事を以下に紹
介します。
【多様化する美容室の形態】
業務委託サロン、シェアサロン、美容室モール
以下引用。
多様化する美容室
美容室はいま、多様化が進んでいます。美容室の多様化は働き方の
多様化でもあります。
「業務委託サロン」や「シェアサロン」が急成長を遂げ、新しいカ
タチのサロンである「美容室モール」も台頭しています。
これらは美容室の経営戦略を立てる上で見逃せない変化です。
そこで今回は、多様化する美容室の形態をまとめました。
(後略)
以上引用。
これに対して私は以下のツイート。
よくまとめられた記事。ただ、いくら形が変わっても中身が変わってないのが美容室で、未だに圧倒的に多いのは個人経営美容室。#美容室
— arusara (@arusara_jp) November 25, 2019
【多様化する美容室の形態】業務委託サロン、シェアサロン、美容室モールhttps://t.co/4IcqNe5QfH
『よくまとめられた記事。ただ、いくら形が変わっても中身が変わ
ってないのが美容室で、未だに圧倒的に多いのは個人経営美容室。』
紹介した記事ほどではありませんが、私も当ブログで、それぞれの
形態の美容室について取り上げてきました。
「ファストサロン」
「シェアサロン」
「メンテナンスサロン」
「フリーランス美容師」
「完全個室型美容室」
「変わればいいのに変えられない」 ← 業務委託サロン
このように美容室の形態が変化する流れは今後も続くと思います。
それぞれに一長一短があって、どれがいいのか?は、人それぞれな
のではないでしょうか。
とはいえ、美容室の形態としては、圧倒的に個人経営美容室が多い
のが実情です。
なんといっても“数だけ”の話でいえば、全国に美容室は25万軒以
上存在しています。
美容室の多様化する形態よりも、むしろ私が問題視しているのは、
大型チェーン店だったり、ヘアカラー専門店だったり、カット専門
店だったりの技術の低料金化です。
美容業界の流行は、完全に“技術の安売り”です。
この流れはやはり威力が凄まじく、日本経済がデフレであることも
悪い意味で後押ししてくれて、個人経営美容室から低料金美容室に
お客は流れてしまっています。
更に、ホットペッパーも相まって美容室を検索することよりも、安
い美容室を探すことに繋がっています。
美容室は、もはや、ただ出店すればいいだけの時代は、とっくに終
了しました。
以前であれば、ある程度技術を覚えて、ある程度お客がついて、あ
る程度お店の回し方を覚えて、他人から使われるのが嫌になって、
そして、独立する。
そんな独立も確かにアリかもしれませんが、時代の変化が激しくて、
ありきたりの美容室が通用しなくなってしまっています。
これからは、「美容室を“どういう形”で打ち出していくか」を激
しく問われる時代に突入したと思うのです。
そして、美容室を創るのは、やはりそこで働く美容師であり、あく
までも“人”です。
いくらいい形に変えても、肝心かなめの中身が伴わなければまった
く意味がありません。
美容室の在り方を考えるということは、美容師の在り方を考え、そ
して見直すということなのではないでしょうか。
「人がする仕事はなくならない」として美容師が挙げられています
が、人がする仕事であっても高単価を貰うには、高付加価値をいか
に提供できるかどうかなのです。
形以上に中身を変化させる、磨いていくことが大切だということで
す。
世の中の流れ、経済、科学、歴史等をちゃんと掴み、自分なりの考
え方を持ち合わせていなければ、世の中のあらゆる情報に踊らされ
るだけです。
そうならないためにも以下の二冊はお勧めです。
「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」
堀江貴文さん「僕たちはもう働かなくていい」
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