お客が感じているお店の強み
来店してくれたお客を維持していくには、お客に選ばれる美容室に
ならなければなりません。お客が何故、あなたの美容室にわざわざ
通う必要があるのか、何故他の美容室ではダメなのか、あなたの美
容室がないと困る理由をお客に知ってもらう必要があります。
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
お客がお金を払ってでも来店してくれるのは、どこかにあなたの美
容室の強みや価値を感じてくれているからではないでしょうか。
意外に多いのが“付き合い”で来店している、もあります。
付き合いで来店しているかもしれないなら尚の事、来店している間
に、お店の強みや価値といったものを見直すことをお勧めします。
付き合いとはいえ来店しているということは、他の美容室とは違う
から、あなたの美容室を選んでいるわけです。
今までもそうでしたが、これからはとくに、美容室の店舗数が全国
で25万軒以上もある時代、お店の強みや価値がなければ、美容室経
営はやってはいけません。
そこで、他店と違う自分のお店の強みを知るためには、「何故、お
客が来店してくれているのか?」をまず知ることです。
この「お店の強み」を考えるときに、陥りやすいのが、“お店側”
の強みを考えがちになるということ。
例えば、
・立地
・価格
・技術メニュー
・クオリティ
・知名度
・サービス
・接客
・営業時間
・スタッフ 等々
以上が、お店側の強みであることは言うまでもなく、ただ、必ずし
もそれがイコールお客にとっても強みとは限らない。
ですから、“お客が感じている”お店の強みをどれだけ想像できる
かだと思います。
「他店とどう差別化していいか分からない」
「競合店が増えすぎて、どうしたら自分のお店が選ばれるのか」
と、美容室の経営者は思い悩まされれているはずです。
そんなときは、ズバリ、来店している既存客に聞いてみるのも、ひ
とつの手かもしれません。
「何故、このお店を選んでくれたんですか?」と・・・
想像力を働かせ考えることも大事ですが、所詮は相手の考えなど分
かるはずもなく。
ならば、直接聞いてみる。
但し、どれだけのお客が本当の事を言ってくれるか分かりませんの
で、そこは肝に銘じておかねばなりません。
そして、言われたことに対して真摯に受け止められるかどうか。
この場合は、来店しているお客ですから変な事は言わないでしょう。
やはり可能ならば、失客したお客に「何故、失客したのか?」を聞
くことの方が遥かに、お店の強みや価値を考え直すには最高の材料
だと思います。
既存客から、「技術が上手い」「親切だから」「人がいいから」
「雰囲気がいいから」といった曖昧で抽象的な答えだったとしても、
何故、そのように答えてくれたのか理由を自分なりに考え、より具
体的に、「何が強みなのか」「何が価値なのか」を明確にする必要
があると思います。
何故、「技術が上手い」とお客が感じてくれたのか?
何故、「人がいいから」とお客が感じてくれたのか?
何をもって技術が上手いと感じているのか?
何をもって人がいいと感じているのか?
という具合にどんどん掘り下げていく必要がある。
こういった作業というか分析をやっていくと、自分のお店の全体像
のようなものが見えてくるはず。
まずは、自分のお店がお客からどのように見られているかを、自分
自身が知ることが重要なのです。
営業、販売、接客で悩んでいるなら、日本で一番モノを売っていた
であろう髙田明さんの「伝えることから始めよう」を読むことをお
勧めします。
西野亮廣さんの「新・魔法のコンパス」では、「集客」と「失客」
について説かれてあるので、お店を運営されている方は、絶対に読
むべき一冊です。
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
【関連記事】
「美容室とコミュニティ運営」
「常連客は何を重視する?」
「顧客満足には何が必要か」
コメント