お店の環境は整っているか
私が担当させてもらっている美容室は、それこそ一人でやっている
ところもあれば、スタッフを雇っているところ、多店舗展開してい
るところもあり、更には、美容室をお店ではなく、会社としてやっ
ているところもあります。
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私自身は美容メーカーのいち営業マンでしかありません。
ですから、私の仕事は、営業です。
つまり、美容室に我社の商品を取り扱ってもらえるように営業をし
て、そして、納品が出来たならば、いかに商品を使ってもらえるか
になります。
ただ「使ってください」と言うだけでは使ってもらえません。
商品を使うことで、お店の売上が伸びることと連動しなければ、お
店にとってみれば全く意味がありません。
あくまでも、私の会社の利益が相手の利益になるようでなければな
りません。
つまり、ウイン・ウインの関係というやつです。
商品を使えば使う程、お店の売上もそれに比例して伸びればいいわ
けです。
このブログでも何度も書いているように、私は美容室と一緒に店内
勉強会を実施しております。
勉強会の内容を大きく分けると、「理論」「技術」「カウンセリン
グ」になります。
美容室の運営を考えると、以上の要素は絶対に外せません。
それぞれの店舗で勉強会をしていると、今更当たり前のことなので
すが、それぞれのお店で、運営において「力」の入れ方というか、
比率というか、そういうものの違いを感じることが最近増えてきま
した。
どういうことかというと、お店によっては、対お客のこと“のみ”
を考えればいいお店と、対お客だけではなく、お店の内部(スタッ
フ)も考えなければならないお店もある。
これは当たり前の事なんですが、麻野耕司さんの「THE TEAM 5つの
法則」を最近読んだことで明確になりました。
昨年位から、ある一軒のお店が会社組織にステップアップしたこと
で、今までのような勉強会では“ダメだな”と考えるようになって
いました。
個人店では、あくまでも「そこで働く人がどうあるべきか」にのみ
スポットを当てればよかったのですが、会社となると、組織ですか
ら、組織がどうすれば上手く回っていくかを、考えなければなりま
せん。
単なるお店から会社にするわけですから、ある程度の売上のライン
は超えています。
売上を伸ばす云々ももちろん大事なのですが、そこで働くスタッフ
に、いかに「力を付けていくか」もそれ以上に大事になります。
「人を育てる」ために教育は必要だと思います。
それと同じくらいに大切なのが、「環境」だと思います。
ですから、お店を会社にしているところは、環境づくりを、いかに
おこなっていくかがこれからは非常に問われると思います。
「これだけ給料を出すから働け」は、今の時代には通用しません。
人材がちゃんと集まってくるような職場の環境を整えることも、こ
れからの(今までもそうでしたが)美容室には問われると思います。
美容室のことばかり書いていますが、私自身が働く美容メーカーの
職場環境も見直す時期なのだろうと思います。
私自身、所詮は雇われの身ですので、環境を変えるのはあくまでも
経営者の役割ですから、従業員はその環境を最大限に利用して売上
をいかに伸ばすかを考えなければなりません。
経営者と従業員では役割は、それぞれ違うわけですから、適材適所
で力を発揮するような仕組みをつくることが必要かと思います。
麻野耕司さん「THE TEAM 5つの法則」
「THE TEAM 5つの法則」とは?
ABCDE~5つの法則~
Aim(目標設定)の法則【旗を立てろ】
Boarding(人員選定)の法則【戦える仲間を選べ】
Communication(意思疎通)の法則【最高の空間をつくれ】
Decision(意思決定)の法則【進むべき道を示せ】
Engagement(共感創造)の法則【力を出しきれ】
チームの法則とは、以上5つに分かれています。
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