言語化と同じくらい必要な伝える力


言葉を話して相手にきちんと伝わるようにするには、ただ話せばい
いわけでもなく、情熱的に話せばいいわけでもなく、言語化、即ち、
言葉にして話す能力が大切だと、昨日のエントリーでも取り上げま
した。

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自分の思考にしろ、感情にしろ、それらを言葉にして話すことを日
頃から意識的に取り組まなければなりません。


とくに営業マンならば。


言語化ももちろん大切ですが、それを相手に伝わるように伝える術
もそれと同等、いやそれ以上に大切なことです。


「伝える」から「伝わる」へ


相手にちゃんと思いが伝わるようにするには、「伝える力」を身に
付けなければなりません




営業マンであるならば、「伝える力」を身に付けたいなら、新規飛
び込みセールスを3ヶ月でも連続でやり込めば
、自ずと身に付くと
思います



もちろん、単純に「飛び込む」だけではなくて、決めに行かなけれ
ば意味がありません。


というよりも、決めようと思うことが出来なければ、ワザワザ面倒
で、キツイ新規飛び込みをやろうとは思わないでしょう。


新規飛び込みセールスという実践から得た「伝える力」は、他人か
ら真似されることないはずです。


営業経験があって、しかも新規飛び込みセールスで“ある程度”の
結果を残した人ならば、「伝える力」はかなり身に付いていると思
います。


「新規」ということが大切で、「既存」とは訳が違うのです。


全く面識のない人にゼロから人間関係をつくり、営業をかけていく


これが出来る人で「伝える力」がないわけがありません。


あの髙田明さんもビデオカメラの訪問販売をやっていたからこそ、
テレビショッピングでのあの話術があると私は思います。


髙田明さんのトークを聞いても、決して話が上手いというわけでは
ありません



しかし、思いが“伝わってくる感じ”がとんでもない


話が上手いことと話がちゃんと伝わることは異なります。


ならば、ジャパネットでは、テレビショッピングの担当者に訪問販
売を義務付けているのでしょうか?


例えば、訪問販売で契約を何件以上成立させなければテレビショッ
ピングはできないとか?


確かなことはわかりませんし、あくまでも私の憶測ですが、そんな
ことはないと思います。


会社自体に「伝える力」を身に付けさせるような“教育のようなも
の”が存在しているはずです。



とはいえ、新規飛び込みセールス以外に「伝える力」を具体的にど
うすれば身に付けられるか分からない人も多いと思います。


どこから手をつければいいか分からない人には、「堀江貴文のゼロ
をイチにするすごいプレゼン」がかなりお薦めです。


「伝える力」がどのようなもので、それを身に付けるにはどうした
らいいかを丁寧に教えてくれる一冊です。




とにかく読んでもらえばいいのですが、例えばということで、プレ
ゼンにおいての伝えるためのスキルを取り上げています。



以下引用。


押さえておきたいスキル集


姿勢・・・人前に立つことで筋肉が緊張し、普段よりも猫背にな
 りがち。プレゼン前に軽くストレッチして血流を促し肩や背中の
 コリをほぐしておくといい。


発音・・・意識的に口角を上げ、口をはっきり開けて話そう。声
 量にも注意。


声量・・・緊張すると呼吸が浅くなり、プレゼン途中で息切れを
 起こす人もいる。ぜひ腹式呼吸を練習しておこう。ゆったりした
 持ちで鼻から吸い込むといい。


視線・・・人の目を見て話すのが苦手な人は、相手の鼻や口元を
 見て話してもOK。


・・・重要な話をする前にあえてワンテンポの間を置くと、注
 目を集められる。


以上引用。



あくまでもこの本はプレゼンのためのものです。

ですが、営業をしている私からすれば、かなり応用範囲の広い内容
になっています。


上記に引用した「押さえておきたいスキル集」は、私が勉強会で使
っている“モノ”と酷似しております。


最初は、「伝える内容」ばかりを意識しますが、やり込んでいくと
伝える内容そのものよりも、それが「いかに相手に伝わるか」の方
遥かに重要なことだと気づく
でしょう。




営業、販売、接客で悩んでいるなら、日本で一番モノを売っていた
であろう髙田明さんの「伝えることから始めよう」を読むことをお
勧めします。





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