美容室がお客を求める時代?


今年も残りわずかとなりました。この時期に美容室を営業で回ると、
まるで枕詞のごとく「年末年始の休みは?」なんて話題になりがち
なのですが、いつからか「31日は休む」というお店が増えました。

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「12月だと言うのに・・・」

これは、忙しかった頃の美容室を経験したことある人の発言。


以前であれば(具体的には30年以上前でしょうか?)、美容室の12
月といえば、盆暮れパーマなんて言ったりして、それはもう忙しか
った・・・

12月31日を休むなんて考えられません。


それが、今や12月だろうと他の月と大して変わりません。


とくに今の若い世代にとっては、「12月だから」とか、「新年に備
えて」とかは、考えないでしょう。



思えば美容室は、イベントに依存している部分がかなりありました

お盆や年越し(正月)、1月は成人式の着付け、3月は卒業式、4
月は入学式といった感じ。


忙しさに拍車をかけていたのが、パーマ(美容室ではなくてパーマ
屋ですから)でした。


ソバージュが流行し、その後もパーマメニューとして縮毛矯正やス
トレートパーマが、なんとか美容室を支えてきました。


それが今では、美容室の流行が技術の安売り

時代の流れを感じさせてくれます。


当たり前過ぎますが、ニーズは時代とともに変化します。



『お客が美容室を求めていた時代から、美容室がお客を求める時代
 にいつの間にか変わってしまっていました
。』




自分で書いてみて我ながらうまいこと書くなと感心しました。

それはいいとして・・・



技術の安売りを何故するかというと、それはお客が来店しないから
です。

お客の心理からすると、同じ技術であれば、価格の安い方へお客は
流れていきます。


お客の求めるニーズを追求し、掴む努力よりも、技術料金を下げた
ほうが簡単です。


価格を下げることが別に悪いわけではありません。

価格が下がることで、お客は確かに喜ぶでしょう。

しかし、美容室側の人間は、私には疲弊しているように見えます


美容の仕事は、人がやります(いずれは?ですが)。


機械化・自動化は、今のところ無理(?)です。


人間が行うもので生産性が低いということは、本来ならば価値があ
り価格は相対的に上がらなければ
なりません



ところが実際は、人間がやるにも関わらず、安売りをやってしまっ
た(やったものは仕方がない)。


もっといえば、美容の技術の安さを定着させてしまった


これでは、従来の美容の技術(カット、パーマ、カラー)で、美容
室側がいくら「うちの技術はよそとは違う」と叫んでみても、隣で
は1000円でカットができたり、2980円でヘアカラーが出来たりする
わけですから、お客が納得するはずがありません。



ならばどうするか?


美容室経営は、「経営イコール技術」になってしまいがちです。


「技術が上手けりゃ儲かる」という発想の経営ということ。


技術はあくまでも経営の一部であって全部ではありません。


ですから、技術目線ではなく経営目線で考えなければならない。


技術目線だと、どうしてもミクロで物事を捉えがちになります。

そうではなくて、マクロで見てミクロで見ることが大切。


物事は、「大きく見てから、小さく見ていく」ものです。



そもそも、美容室とは何か

そもそも、美容室に何のためにお客は来店するのか



技術でアレが出来るコレが出来るではなくて、まず、お客が何を求
めているのかを今の時代のニーズに合わせて徹底的に見つめ直す

要があると思います。


あとは、それを具体的にどうすればお客の要望を満たすことができ
るのかを考えればいいのではないのでしょうか。



美容室は、「人をキレイにすること」「人を喜ばせること」にどれ
だけ徹しきれるか
だと思います。




モノやサービスを売る仕事をしている方には是非とも読んで頂きた
い、西野亮廣さん「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」





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