ヘアカラーとアレルギー
ヘアカラーは、年齢や性別問わず身近なファッションの一部となっ
ています。一方で、頭皮が荒れるなどのアレルギー反応のトラブル
相談が多数寄せられているといいます。
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消費者庁は「アレルギー経験のない人でも、ある日突然症状が出る
ことがあり、頭のほか、顔や手にも現れることがあるので気を付け
てほしい」と注意を呼び掛けています。
とくに白髪染めは、一回染めたから大丈夫、というわけにはいかず、
繰り返し染める人が普通だと思います。
まったく白髪が気にならない人ならば問題はないでしょうが、実際
には、多くの女性、とりわけ40代後半以上となると、毎月のヘアカ
ラーは欠かせないはずです。
美容室に通うのか、ヘアカラー専門店に通うのか、それとも自宅で
ホームカラーをするのか、いずれにしても、ヘアカラー剤を使用す
るという点では、どれも同じです。
美容室だから安心、ホームカラーだから不安、ということはありま
せん。
使用するカラー剤こそ違いますが、中身は同じ理屈です。
カラー剤は、あくまでも化学薬品。
髪を染めるもの。
科学に絶対はありません。
ごく僅か(?)かもしれませんが、アレルギー反応を起こす人は必
ず存在します。
確かに、科学というか技術の進歩は、日進月歩であり、カラー剤も
非常に良くなっていると思います。
ですが、アレルギー反応が出る人は出ます。
出ない人は出ません。
消費者庁がいうように、ある日突然症状が出たり、過去にかぶれな
どの経験がない人も、体質や体調の変化でトラブルが起きることが
あります。
ですから、ヘアカラーをする前には、パッチテストを行わなければ
なりません(パッチテストとは、アレルギー反応が出ないかどうか
試す皮膚アレルギー試験のこと)。
ということで以下の記事を紹介します。
簡単・便利な「パッチテストツールPRO」
以下引用。
ヘアカラーによるアレルギー反応を防止するため事前のパッチテス
トが義務付けられているが、理美容業界向けに簡単・便利にできる
テストツールが2019年12月新発売された。
株式会社イデアグロウが開発した「パッチテストツールPRO」。
医療用テープを採用することで、次の特徴がある。
1.パッチテスト剤を塗布した部分を保護するガード機能で皮膚を
守り、衣服などをよごさない
2.透明度の高い素材なのでパッチテスト剤を塗布した部分をだれ
でも確認可能
3.肌に異常があったときは“ふた”をあけてすぐに対応可能
4.肌に負担のかからない医療用テープを採用
商品紹介・販売ページ
https://ideagrow.co.jp/patchtest/
以上引用。
これに対して私は以下のツイート。
「毛染めの窓口」では、無料パッチテストキットを配布してるけどね#美容室
— arusara (@arusara_jp) December 26, 2019
簡単・便利な「パッチテストツールPRO」 https://t.co/m0JW7UFjA5
「毛染めの窓口」をご存知でしょうか?
「毛染めの窓口」とは、日本全国規模のヘアカラー専門店のネット
ワークのことです。
この「毛染めの窓口」では、安心してご利用いただくために無料パ
ッチテストキットをお届けしています。
今ではどこでもよく見かけるヘアカラー専門店。
ヘアカラー専門店で、アレルギー反応がそれこそ頻繁にでれば死活
問題です。
今回紹介したパッチテストツール以前(最低でも1年以上前)から、
毛染めの窓口では、パッチテストキットを無料配布していました。
カラー剤の更なる進化も大事ですが、現時点で出来るアレルギー対
策は、やはりパッチテストしかありません。
パッチテストは義務付けられているとありますが、美容室の現場で
は、ナアナアになっているようです。
例えば、ヘアカラーをしたことがあるが、それが他店だったとした
ら、その場合に美容室はどうしているでしょうか?
もちろんパッチテストをやっているというお店もあるでしょうが、
多くは今までに、とくにトラブルがなければ、そのままヘアカラー
をするはずです。
何故なら、パッチテストの結果が出るのが、48時間とされているか
らです。
お客さんにパッチテストだけ行って、「では、48時間後に来店して
下さい」とはとても言えないからです。
とはいえ、これだけ多くの人がヘアカラーをするようになり、しか
も、繰り返し行っている。
絶対にトラブルが起こらないことはあり得ないわけで、ならば、パ
ッチテストを毎回行うのか、それとも、コミュニケーションを取り、
お客の頭皮の状態を常々気に掛けるようにするしかありません。
どれだけコミュニケーションが取れているように思えても、実際に
トラブルが起こってしまえば、元の木阿弥。
ですから、ありとあらゆるクレーム処理を未然い行っておかねばな
りません。
クレーム処理の鉄則は、「起こり得るクレームは未然に防ぐ」です。
以下の西野亮廣さんの二冊の著書は、お店を運営されている方であ
れば是非読むべきだと思います。
現状、何かで行き詰っていると感じるならば、何らかしらのヒント
があると思います。
「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」
「新・魔法のコンパス」
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