居心地のよさを勘違いしてはいけない
時代は常に変化しているので、自分だけは変わらず、このままでい
いということは、残念ながら通用しません。昨年4月からの労働環
境の変化により、否が応でも働き方や働く場所さえも変わらざるを
えなくなってしまった人もいることでしょう。
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幸いなことに(?)、私の場合は、働き方も働く場所も変わってい
ません。
面白いもので、人間はどれだけ最悪の状態でもその状態が長く続く
と慣れてしまうもので、その最悪の状態から変わることを恐れたり
します。
変な話ですが、最悪の状態が「居心地のよい」状態となってしまう。
居心地の良さ悪さとは、環境の良し悪しとも違い、変化があるかど
なのかもしれません。
昨日も書きましたが、チャールズ・ダーウィンの言葉に、
『生き残れるのは強いものでも賢いものでもない。変化に対応でき
るものだ』とあります。
正しくそうで、「変化には変化する」しかありません。
とはいえ、変化することは非常に悩ましい問題です。
“慣れ”の問題もあって、そう簡単に変化することなど・・・あり
得ないのです。
慣れた仕事は確かにラクです。
ですが、発展的ではなくなります。
同じ場所にいつまでもいることは、居心地がいいものです。
子供の頃、小学校に6年も通ううことに絶望的になったことを小学
1年生の頃感じでいました。
それが、絶望感もあったにもかかわらず、いざ6年が経ち、今度は、
中学校となると、期待と不安の入り混じる変な感情でした。
次に高校、大学・・・そして、就職した次第ですが、今の職場は二
つ目の会社で、もう20年近くなります。
働く場所は、多少変化しましたが、仕事の内容そのもののは、とく
に大きく変わったわけではありません。
長く続けてきたらか、慣れがあるだけで、今の仕事が他の誰よりも
上手く出来るというわけではありません。
どんな仕事にしろ、どんな物事にしろ、ただ長く続けたからといっ
て、上達するわけではありません。
もちろん、継続することの大切さは百も承知です。
仕事に費やした時間はあくまでも結果であって、ただ時間を費やせ
ばいいというものではありません。
私の場合、今やっている仕事自体は、好きでも嫌いでもないという
のが本音です。
悪く言えば、惰性でやっているだけでしょう。
良く言えば、何でしょうか?(笑)
ただ気をつけておかなければならないのが、冒頭で書いたように、
変化できるかどうかです。
居心地の良さと変化の相性の悪さは、言うまでもありません。
今の職場、今の仕事は、私にとっては、非常に居心地もよく、何の
問題もありません。
もちろん、細かい問題は言い出せば切りがありません。
ですが、何の問題もないことが問題というか、居心地の良さを覚え
てしまっている自分が一番の問題なのかと思う次第です。
やはり、成長、向上するには、いつまでも同じ場所にいてはいけま
せん(転職という意味ではありません)。
会社の売上を拡大することは、当然です。
それ以上に、当初会社が掲げていたであろう果たすべき役割みたい
なものを見失わないようにしなければなりません。
いつの間にか売上を上げるだけに囚われてしまっている自分がいた
ことを痛感したのが昨年でした。
今年は、売上を拡大することも大切ですが、数字だけに囚われずに
やっていきたいものです。
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