姿勢の問題
「何事も経験であり、勉強である」とよくいいますが、そんな心構
えをもって日々を過ごしていければ、月日と比例して色々なことを
覚えたり、学びとってゆくことも“できるかも”しれません。
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学びや勉強というものは、別に学校においてとは限りません。
学校ではある種、強制的に勉強をさせられます。
というか、学校は勉強する環境が作られています。
ですから、勉強が受動的です。
自らが進んで勉強をするとか学ぶということをやる人間は、学校時
代にはそうはいないはずです。
ここでいう「勉強と学び」を別に分けるつもりはありません。
勉強とは・・・
学びとは・・・
面倒なので、勉強も学びも同じ意味で捉えて下さい。
学校(とくに義務教育)では、日本という国で、この国で生きてい
くために最低限必要なモノを教えてくれます。
名目上は、社会に出て困らないようにですが・・・
ところが実際には、学校で教わった事が物凄く役に立っていると思
えるケースは稀だと思うのです。
かといって、全部が全部、無駄な事だとも私には思えません。
大事な事は、教わった事をどうやって活かしていくか。
そして、勉強しようとする心や学ぼうとする心が大事なのではない
でしょうか。
二つを合わせて言うならば、「姿勢の問題」です。
「姿勢の問題」を言い換えれば「心構え」がしっくりきますかね。
どういう姿勢で、どういう心構えで、勉強にしろ、学びにしろを行
うかで出てくる結果は大きく違うものです。
美容室の売上を伸ばすには、まず、そこで働く人間を伸ばす必要が
あります。
会社も同じで、会社で働く人間が伸びなければ、会社が伸びること
はありません。
確かに、“仕組み”や“ノウハウ”で売上を拡大さえている業態も
あることでしょう。
美容業界の話しか分かりませんが、ヘアカラー専門店には、オーナ
ーが不在なところが多く、店長のような役割のある人がいるようで
す。
ヘアカラー専門店こそノウハウで売上を拡大するものなのですが、
もちろん上手くいくところと上手くいかないところがあります。
やはりそこは、どこに差があるかと言えば、そこで働く人であり、
そこに携わる人にあるのです。
たとえオーナーがいなくとも、上手くいくところもあるし、オーナ
ーが現場にいても上手くいかないところもあります。
結局は、人で決まります。
だからこそ、私が行う美容室の勉強会は、姿勢や心構えにウエイト
を置きます。
どれだけ素晴らしいノウハウやら、最新の情報を教えてもそれを活
かせる姿勢と心構えがなければ、すべてが無駄になってしまうから
です。
ただ、これは(姿勢とか心構えが大事とか)こちらが教えて相手が
分かるようになるものではありません。
あくまでも切っ掛けをつくるだけです。
何故ならば、その人間が持つ習慣が何よりも優先するからです。
だから、まずその習慣が何かを本人が気づくことができなければ、
何を教えても無駄です。
最初の話に戻りますが、学校とはある種強制的に勉強をさせられる
と言いました。
私の勉強会も同じで、勉強会に参加していれば強制的に勉強をさせ
られます。
ですが、参加しなくなれば、簡単にその人の習慣が優先され、あっ
という間に元に戻ってしまいます。
これは、人によりますが、大体の人がそうです。
自ら進んで自分の悪い習慣を破っていこうとする人は稀だというこ
とです。
ということで、あまり関係ないのですが、今年の一冊目は以下を読
んでみました。
「学問のすすめ 現代語訳」
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