変化に対応できる美容室だけが生き残る
1月4日に「現状の美容室の状況を今一度整理」という記事を書い
たばかりでしたが、先頃、「理容業・美容業」の倒産について取り
上げられておりました。どうやら「理容業・美容業」の倒産件数が
過去最高を更新したようです。私からすると驚くほどのことでもな
いのですが・・・
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「理容業・美容業」の倒産に関する記事が以下になります。
「理容業・美容業」の倒産が急増、過去最多を更新
以下引用。
過去最多の119件、過当競争で淘汰進む
2019年(1-12月)の「理容業・美容業」倒産は、バブル末期の1989
年以降の30年間で最多の119件に達した。
これまで過去最多だった2011年の118件を8年ぶりに上回った。
件数は2016年の82件から4年連続で増加し、増勢が強まっている。
2019年の理容業の倒産は14件(前年比6.6%減)で前年から1件減
少したが、美容業は105件(同10.5%増)と大幅に増加し、明暗を
分けた。
理・美容業は、大都市を中心に店舗が乱立し、過当競争が続く。
人口減少や顧客の高齢化などで顧客囲い込みが激しさを増すなか、
1000円カットなど低価格チェーンも台頭し競争が過熱化している。
小資本でも独立できる業界なため、参入障壁も低く、既存店舗と相
次ぐ新規参入組との間で熾烈な競争が繰り広げられている。
生き残り競争には、新規顧客の獲得に向けたPRやクーポンなどの
アイデアだけでなく、技術や価格競争力も必要になっている。
また、予約システム、顧客のヘアーデザインのデータ化など、顧客
獲得にはIT化と利便性も求められる時代を迎えている。
倒産ではないが、事業停止した休廃業・解散も2018年は317件(前
年264件)と増加した。
1社で複数店舗を経営しているケースも多く、店舗数ではかなりの
数が休廃業・解散で閉店し、一般的な閉店も含めると数千店舗に達
する可能性もある。
経営者の高齢化や人材確保の問題などの問題もあり、理・美容業は
小・零細規模を中心に淘汰を余儀なくされている。
「理容業・美容業」の倒産は、今後も増加する可能性が高まってい
る。
「理・美容業」の倒産は今後も増加の可能性
2019年の「理容業・美容業」の倒産は119件(前年比8.1%増)に
達し、1989年以降では東日本大震災が発生した2011年の118件を上
回り、最多記録を更新した。
また、2016年以降、4年連続で増加している。
このうち、「理容業」は14件(同6.6%減)と、8年連続10件台で
落ち着いて推移している。
一方、「美容業」は105件(同10.5%増)で、過去最多だった2018
年の95件を上回り、最多記録を塗り替えた。
最近は男性客も多い「美容業」は新規参入が多く、淘汰の波はしば
らく続くとみられる。
以上引用。
これに対して私は以下のツイートをしました。
現在の美容室の流行は、技術の安売り。同じ技術であれば価格の安い方に流れます。質の問題ではなく、希少価値の問題。それに気づいていない店舗が多すぎます。それから、件数の数字の比較は何の意味もない。必要なのは何軒に対しての件数よね。今後もっと増えるは同意。https://t.co/Aacuc3jxt5
— arusara (@arusara_jp) January 7, 2020
『現在の美容室の流行は、技術の安売り。同じ技術であれば価格の
安い方に流れます。質の問題ではなく、希少価値の問題。それに
気づいていない店舗が多すぎます。それから、件数の数字の比較
は何の意味もない。必要なのは何軒に対しての件数よね。今後も
っと増えるは同意。』
倒産件数が過去最高を更新したように、美容室に限っては、過去最
高の店舗数となっています。
ところが、増加する店舗数と反比例して美容業界の全体の総売上は
減少傾向にあります。
減少傾向にある総売上を増加する店舗で奪い合っているのが、現在
の美容業界の姿です。
当ブログでは常に書いてきたように、今までの美容室の在り方、そ
して、美容師の在り方が通用しなくなっているのです。
時代の変化に対応できない美容室は淘汰されていくだけです。
変化に対応できる美容室だけが生き残るのです。
変化することの重要性を自分に対する戒めの意味を込めて、1月2
日のエントリー「居心地の良さを勘違いしてはいけない」で詳しく
書いていますので是非読んでみて下さい。
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