美容室オープンの新たな形


昨日のエントリー「美容系専門サロン利用実態と意識」からも分か
るように、今まで通用してきた美容室の“在り方”が通用しなくな
り、これからどのような在り方がお客にとって刺さるのかを試行錯
誤しているような状況であるような気がします。

人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




状況は刻一刻と変化し、進歩しない者は退歩するのみで、現状維持
をいくら望んだところで、それは「虫のいい話」に過ぎません。

変化には変化をもって対応するのみです。


昨年11月6日のエントリーで取り上げた「完全個室型美容室」もそ
の変化の一つですね。


再度「完全個室型美容室」について取り上げた記事がありましたの
で以下に紹介します。


美容室革命 完全個室型モールとは


以下引用。


働く人に役立つプラスαな考え方に注目する「αism」。

まったく新しいタイプの美容室。
人気の背景には、この業界が抱える“ある問題”があった。

東京・表参道で2019年5月にオープンした「THE SALONS」。

その中に入ってみると、部屋のいたるところに緑が飾られている美
容室や、パステルカラーのやさしい雰囲気の美容室。

この美容サロンが複数入居する日本初の個室型美容室モールが、美
容業界に革命を起こしている。

東京・表参道にある美容室「i.(アイドット)」。

インスタグラムのフォロワー数がおよそ6万人の人気美容師・山内
大成さん(29)は、2019年5月、勤めていた大手美容室を辞め、自分
の店をオープンした


山内さんは、「知り合いも、つてもそんなにないし、お金もたまっ
ているわけじゃないし、独立という話は、ここの体系があったから
した」と話した。

そんな山内さんの出店を可能にしたのが、完全個室型美容室モール
の「THE SALONS」。

ここは、1つのフロアが複数の部屋に区切られていて、別々の美容
室が入居できる。

もちろん、それぞれが営業許可を取り、店舗登録を行っている、独
立した美容室。

部屋には、セットチェア2席、シャンプー台1台が備え付けられて
いて、出店を希望する美容師は、月額26万5,000円から借りることが
できる。

The Salons Japan・清水秀仁代表取締役CEOは「2席でシャンプー台
1台だと、最低でも(初期費用は)1,000万円くらいかかってしまう。
しかし、うちの場合だと(保証金と初月の賃料で)120万~130万円
くらい。だいたいのお店は、そこですぐにオープンできる」と話し
た。

出店へのハードルが低いだけではない。

内装は自由にカスタムできるため、原宿系の客が多いカラーが得意
な美容室ではピンク色のかわいらしい部屋に、メンズ専用の美容室
はモノクロな雰囲気と、まさに、リスクを低く自分の城を持つこと
が可能


山内さんは「小さいところで自分でやって、経営を学んで、お金の
流れとかメーカーやディーラーの流れとか、しっかり作ってから従
業員を雇って、大きくしていって、お金をためてって、やったほう
がリスクは少ないかなと」と話した。

コンビニよりも店舗数が多い美容室だが、人手不足や安価な店が台
頭したことで、2019年の倒産件数が2000年以降、過去最多に。

顧客や技術を身につけて独立しても、経営初心者の美容師が倒産に
追い込まれてしまうこともあるという。

The Salons Japan・清水代表取締役CEOは「まずハードとしてお店を
作って独立していただき、そこで経営を学んでいただこうと、自信
がついたら自分で物件を借りて実店舗を持てるっていう、ステップ
アップの中間の部分にうちのシステムが入る。後々には実店舗を持
っていただけるということを目標にしていただきたい」と話した。


以上引用。


これに対して私は以下のツイートをしました。




『個人経営美容室であれば、これから必要となるのは
 ・コミュニケーション
 ・コミュニティ
 ・来店理由をつくる
 以上であり、いかにお客に価値を提供できるかだと思う。』



美容室自体の経営ならば、私がツイートした内容そのものなのです
が、ツイートしてみてから改めて考えたのですが、この完全個室型
美容室モールの「THE SALONS」は、美容室経営自体は携わりません
よね!?


あくまでも、場所(チャンスも含む)と仮店舗での運営経験蓄積の
提供
だと感じました。


ですから「THE SALONS」が目指しているのは、お店を持ちたい美容
師向けのプラットフォーム(ビジネス)なのかなと思いました(か
なり気づくのが遅れて恥ずかしいかぎり・・・)。


実店舗を持ちたくても持てない美容師が意外に多く、シェアサロン
と比べて、お店をカスタマイズできる点は、美容師のニーズを掴ん
でいるような気もしました。


ちなみにですが、それこそネット検索すれば山ほど出てきますが、
プラットフォーム(ビジネス)について少し説明しておきます。

プラットフォーム(platform)とは英語で、「基盤」や「土台」「場」
といった意味を持ち、ビジネスシーンで持ちいられる際には「不特
定多数の顧客に対して複数のサービスを提供しており、更新が可能
な環境」という意味で定義されます。


プラットフォームの代表例は、やはりGAFAでしょうか。

日本であれば、ヤフー、楽天市場、LINE、クックパッド等。



どうしても美容室が出てくる記事にはしゃしゃり出てしまい、頓珍
漢なツイートをしてしまったなと反省する次第でした。




世の中の流れ、経済、科学、歴史等をちゃんと掴み、自分なりの考
え方を持ち合わせていなければ、世の中のあらゆる情報に踊らされ
るだけです。

そうならないためにも以下の二冊はお勧めです。


「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」




堀江貴文さん「僕たちはもう働かなくていい」





人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




【関連記事】
美容室を急成長させた集客の工夫とは?

美容室経営はチャンス!?

時代の流れを意識して最適化する

コメント

非公開コメント