形は中身をマネてこそ生きる
仕事ができる人とできない人、結果が出る人と出ない人、お客から
必要とされる人とされない人、チャンスが巡ってくる人と巡ってこ
ない人の違いは、やっぱり行動するかしないかだと思います。
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他人に聞いたことや本で読んだことテレビで見たことでもいい。
自分自身が「いいな」と思ったことでも、それを素直に行動に移せ
る人は意外な程少ない。
頭の中でいくらやったつもりになっても、実際に手を使って、体を
使ってやってみなければ何も分かりません。
何の本で読んだかは定かではないのですが、成功事例のセミナーで、
集客とリピーター獲得のために「来店したお客にお礼の手紙を書く」
ということを教えていたそうです。
その教えを実行した人が参加者の約1割。
では、3年以上続けたのは?
限りなくゼロに近かった。
まあ、ツッコミどころ満載なのは百も承知です。
つまり、「来店したお客にお礼の手紙を書く」ってどうなの?
私も確かにそれは・・・と思いますが、その内容は実は何でもいい
のですよ。
「失客したお客にDMを出す」でも構わないのです。
要は、何でもいいのです。
伝えたいのはそこではなくて、教わって「いいな」と思ったことで
も行動に移す人は少なく、行動に移しても、殆どの人が言い訳を並
べて途中で投げ出してしまうのが実際のところです。
行動を止めてしまう人の特徴は、また別の方法を追いかけるという
ことです。
「きっと何かうまい手があるはずだ!」と思い込んでしまっている
のではないでしょうか!?(本人は認めないでしょうけど)
更にもう一つの特徴が、評論家というか分かった風な感じの人が多
いということです。
逆に、行動を止めない人は、教わったことをやってみるのはもちろ
んなのですが、やってみてから「ちゃんと自分なりに分析をしてい
る」ということです。
成功したら成功したで、何故成功したのか?
失敗したら失敗したで、何故失敗したのか?
そして、次はもっと上手くいくように取り組む。
先日も、ある美容室のオーナーが色々と教えてくれました。
この美容室でやっているのが、「失客したお客にDMを出す」とい
うやつです。
最初は、何も分からず取り敢えず手当たり次第に住所を確認できる
人には全部送っていたそうです。
その数、実に3000枚近かったそうです(お金も相当かかる)。
3000枚も出せばリターンは少なからずあった・・・でも無駄も多い。
DMを送った人とそれに反応した人(来店)をちゃんと記録をつけ
ていた、5年間も。
あるとき、DMを出すと必ず来店する人がいることを気づいたそう
です。
つまり、DMを出せば必ず来店する人が一定数存在していた。
現在は、600枚出して300枚、300人が来店するようになったそう
です。
これって何気にスゴイことで、美容室は顧客がいるとはいえ、水商
売的な部分もあって、売上(数字)はふたを開けてみるまではわか
らない部分が多分にあります。
それが、このDMの場合、売上(数字)が確実に見込めるのです。
さて、この方法ですが、ごくシンプルです。
他にもっといい方法を知っている人もいるでしょう。
ですが大事な事は、たとえ素晴らし方法だとしても行動に移して、
自分なりに試行錯誤を繰り返さなければ何もならないということで
す。
成功したければ、成功者のマネをすることは大切です。
しかし、何をマネするかはもっと大切です。
形のマネは当然としてやはり中身のマネをしなければ、全く意味が
ないと思うのです。
営業、販売、接客で悩んでいるなら、日本で一番モノを売っていた
であろう髙田明さんの「伝えることから始めよう」を読むことをお
薦めします。
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