技術面の取り組みよりも大切なこと
当ブログにおいて私は、今後の「美容室の在り方」についてかなり
取り上げてきました(これからも書き続けますが)。「過去30年間
で美容室の倒産件数が過去最多」というニュースがありました。確
かに、ここだけ切り取ると美容室の負のイメージが勝手に決められ
るようでちょっと残念なのです。
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いつも書いておりますが、美容業界の総売上は減少傾向ですが、そ
れに反比例するように美容室の店舗は増加しております。
美容業界に流行する技術の安売りの影響やら日本経済の停滞やらで
様々な要因はあるわけですが、私が常日頃から言っていることは、
今までの「美容室の在り方」が通用しなくなっているです。
ただそれだけの話しだと思っています。
ならば、これからをどうしていけばいいかを試行錯誤し失敗しなが
ら足掻きながら前へ進むしか道はありません。
そもそも30年前の美容室と何が決定的に違うのか?
それは、「パーマ(自体)のニーズが落ちている」ということです。
「パーマをかける」という行為を約30年かけて徐々にしなくなって
いったのです(パーマをかけている人ホント少ない)。
カットやヘアカラーは自宅でやる人もいるかもしれませんが、パー
マに関しては、美容室でないとかけれません。
美容室のことをパーマ屋と呼んでいたくらいですから。
パーマは今のギリギリ50代前半以上がかけるものでしょう。
今の10代~40代は、殆どパーマをかけることはないはずです。
今まで通用してきた美容室のウリが通用しなくなっているだけの話
しで、ニーズの変化が起こってしまった。
ならば、現在のニーズを掴んでいくことが大切なことです。
しかしながら、そのニーズを掴む所(エステサロン、かつらメーカ
ー、病院等)が美容室以外にもかなり存在しています。
例えば、「頭皮のケア」です。
頭皮・毛髪に関する悩みならば本来であれば美容室で相談や改善で
きそうなものですが、それもイマイチ出来ていない。
病院を含めて専門店とやらにゴッソリもっていかれています。
現代においては、例えば何かのニーズがあってもそれを満たすとこ
ろが多数存在していますし、他にもドンドン出てきています。
やる事は非常に簡単で美容室の在り方をその時代時代に合わせて変
化させなければなりません。
もちろん変化をさせることは非常に重要なことですが、本質的な問
題は、「いかに集客していかに失客を減らすか」なのです。
美容室の前にお店ですから、売上を伸ばさなければなりません。
技術面のことよりも経営面の取り組みが必要なのです。
例えば、自分のお店の雰囲気はどうなのか?
お客から見たときのお店はどのように映っているのだろうか?
新規客は入りやすいと思うのだろうか?
何故、あのお客は失客してしまったのだろうか?
等々・・・
色々とありますが、要は、「集客と失客」なのです。
西野亮廣さんの「新・魔法のコンパス」では、「集客」と「失客」
について説かれてあるので、お店を運営されている方は、絶対に読
むべき一冊です。
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