やっているつもりに気づかされた話


日夜、美容室で勉強会を行っている私ですが、基本的にはお店単位
でやっているのですが、私の事務所だったり、特定のお店に集まっ
たりしてグループで行うときもあります。これとは別に、月に一度
程度、全店舗が集合して講習会も行っています。

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まずは整理しておくと、個別の勉強会は無料です。

月一回の講習会(勉強会と分ける意味で)は有料です。


有料講習会は、自由参加ですし参加してもしなくても構いません。

とはいえ、普段の無料勉強会を受けている方は講習会にも参加して
くれています(全店じゃないけど)。


何故、勉強会と講習会をするのか?


これはいたってシンプルで、「美容室を伸ばす」ために勉強会と講
習会を行います


美容室が伸びれば私の会社の商品も売上が伸びるからです


詳細は以下の過去のエントリーに書いていますのでそちらをどうぞ。

美容室と美容メーカー営業マンの関係性

美容メーカーの営業マンとして



勉強会は私がやっていて、講習会は我社の社長がメインでやってく
れています。

それが今年から、私自身が月一度の講習会も担当することになりま
した



基本的に講習会で教わったことを店舗で実践するために個別で勉強
会を行っています。


講習会に参加しなければ教われないことも沢山ありますが、内容的
には、とくに変わることはありません。


有料講習会を受けた方のみの特典として無料勉強会を受けることが
出来るという位置づけです。


変わるのは、有料か無料


今までは、有料講習会に呼ぶ役目で勉強会をやっていたのが、その
有料講習会自体も自分でやるようになってしまいました。


早速、1月に今年一回目の講習会は無事に終了しました。

参加率は、勉強会を実施している店舗の8割程。


私としては、毎回勉強会をやっている人間が講習会するので、参加
してくれるのだろうか?と不安でしたが、意外に参加してくれまし
た。

不参加だった方も「私がするから参加しない」という理由ではあり
ませんでした(多分です、そこは信じるしかありません)。


普段から勉強会はやっているので、講習会をすることで変な焦りや
不安はありませんでした。

もちろん緊張はしましたが、普段やっている以上のことはできない
ので「やるしかないよね」という感じでした。

本番に強いとか弱いとかよく言われますが、これって実のところ緊
張の問題で、要は慣れているかどうかだと思います



つまりは、慣れの問題


どれだけ緊張しても普段からやっておけば何となくやれてしまいま
す。


人前で話すということに慣れはあったつもりでしが、それでもやは
り緊張はしました。


面白いものでこちらが緊張すると相手にも伝わるものです。


当日は、今後のためにもビデオを撮りました。

改めてビデオを見たりして、いつも当ブログで書いてあるメラビア
ンの法則ではありませんが、自分の立ち振る舞い、話すスピード、
声の大きさ、間の取り方や、ホワイトボードを使うので、文字の大
きさ等をチェックしました


改善するところは改善していこうと思います。


しかし、私が今回講習会をやってみての最大の気づきというか甘え
ていたところは、自分の話した内容でもなく、講習のやり方でもあ
りませんでした。


それは、「全てが足りてない」ということでした


その中でも勉強がまったく甘かったように思えます

日頃から美容室を考え勉強し準備をして勉強会に臨んでいたのです
が、有料となった瞬間に、望んでいた“つもり”になっていたのが
ハッキリと分かりました



講習会が終わってから、それを深く反省することができました。


価値を人に伝えていくのは甘いものではありません。


どこかしら私自身、無料の勉強会だからといって手を抜いていたよ
うに思います


相手(美容室)は、現状、非常に厳しい状況にあります。

こちらもそれ相応の覚悟をもってやらなければならないのだと改め
て気づかされました。





営業、販売、接客で悩んでいるなら、日本で一番モノを売っていた
であろう髙田明さんの「伝えることから始めよう」を読むことをお
薦めします。






以下の西野亮廣さんの二冊の著書は、お店を運営されている方であ
れば是非読むべきだと思います。

現状、何かで行き詰っていると感じるならば、何らかしらのヒント
があると思います。


「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」





「新・魔法のコンパス」






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