何もしなければ何も変わらない
最近つくづく思うことなのですが、美容室とそこに携わる美容系営
業マンは、今のままの状態(やり方、考え方)では、美容業界で生き
残ることはかなり難しい思うのです。その中でもとくに厳しいのは、
美容ディーラーではないのかなと。
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美容ディーラーは、美容メーカーの各種取り扱い代理店という位置
づけでしかありません。
最大のポイントは、販路をそれぞれに持っている。
つまり、お客がいるわけです。
付き合いのみで取引している美容室も確かに多い。
しかし、美容室経営を考えれば、商品よりも情報を持つことの方が
遥かに大切です。
以前であれば、美容ディーラーによって扱える美容メーカーが決ま
っていました。
ですが、現在は、すべての美容メーカーを取り扱うのが当たり前と
なっています。
しかも、美容メーカーと直接取引も可能ですし、ちょっとした小物
であれば、ネット通販が便利になっています。
美容メーカー、ディーラーの取り巻く環境が変わるように、美容室
だって環境が変わっていきます。
いつも書いているように、「変化には変化で対応」しなければなり
ません。
モノやサービスを売るということは、人の動きを読むということ。
現代でモノやサービスを売るなら、当然、現代人の動きを読まなけ
ればなりません。
つまり、世の中の流れや動きを知ることです。
美容室であれば、来店するのは、既存客だけではありません。
新規客もときには、来店します。
既存客だけのコミュニケーションだけでは、視野がいつの間にか狭
くなっていくもの。
新規客が来店するしないではなく、世の中の動き、つまり経済には
関心を持たなければなりません。
経済と言ってしまうと、難しいですが「人の流れ」を掴むことから
初めてみるのが良いと思います。
日本には、人口の瘤(コブ)が二つあります。別の言い方では、ボ
リュームゾーン。
・団塊の世代(1947~1949)
・団塊ジュニア世代(1971~1974)
ここに人口が集中しています。2025年問題とは、いわゆる団塊の世
代がすべて75歳以上になるということ。
もちろん、「世代別にニーズや心理の把握と分析」も必要となるで
しょう。
ポイントとして以下のように考えてみてはどうでしょう?
・何を欲しがっているのか?
・何が好き(嫌い)なのか?
・何を探しているのか?
・どういったものが流行しているのか?
・どういうお金の使い方をしているのか?
・どういう時間の使い方をしているのか?
これらをすべて読み解き、先回りして、売り方を試行錯誤する必要
があります。
人間の行動パターンは日々変わっていきます。
当然、売り方も変えていかなければなりません。
つまり、美容業界の厳しい現実を直視し、想像力を働かせ、知恵を
絞り、思考を止めない、そして、諦めない粘り強さが大切なのでは
ないかと思うのです。
後は、自分なりに目標を決めて淡々とコトを進ませていくのみです。
ただ、目標を大きく持つことは大切だと思うのですが、必ずクリア
ーすべき小さな目標を持ち、しかもそれを確実にクリアー出来るか
どうかがもっと大切です。
つまり、やるべき具体的な行動目標があるかどうか。
何もしなければ何も変わりません。
とにかく行動あるのみです。
営業、販売、接客で悩んでいるなら、日本で一番モノを売っていた
であろう髙田明さんの「伝えることから始めよう」を読むことをお
勧めします。
モノやサービスを売る仕事をしている方には是非とも読んで頂きた
い、西野亮廣さん「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」
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