えがお美容室を考察してみた


美容室は、もはや、ただ出店すればいいだけの時代はとっくに終了
しました。今まで以上に、「美容室を“どういう形”で打ち出して
いくか」を激しく問われる時代に突入しています。これからは、美
容室が「○○の技術が出来る」といったことは、あまり関係がなく
なると思います。

人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




何故ならば、全国に美容室は25万軒以上もあり、そのほとんどすべ
ての美容室で出来る技術は同じでだからです。


しかも、いくら「(美容室が)うちの技術力は高い」といっても、その
技術自体に最も大事な希少性が存在していないので、技術の質を売り
にしても、差別化には繋がりません




私は昨年から美容室の「運営の在り方」を再定義することが大切で
あると説いてきました



運営の在り方で考えるべきは、以下の3つ。


 ・コミュニケーション

 ・コミュニティ

 ・来店理由をつくる



どれ一つ欠けることなく重要な要素なのですが、美容室への「来店
理由」をいかにつくれるかどうか。


本日は、「来店理由」の参考例となる美容室を紹介します。

それは、「えがお美容室」です。

えがお美容室は「シニア世代 女性のための美容室」です。


巣鴨のシニア専門・えがお美容室がグレイヘアだけのヘアカタログ
発刊



以下引用。


おばあちゃんの原宿〟と言われる東京・巣鴨で、シニア専門のサロ
ンを営んでいる「えがお美容室」。

2020年3月3日、グレイヘアだけのヘアカタログ『ネオグレイヘア
スタイル』(B5判・1000円/税別)を扶桑社から発刊する。
モデルは全員、アラフィフから70代の一般女性。

グレイヘアに合うカラーリングやメッシュなど、「グレイヘア=白
髪」の概念を覆す、一段階新しいスタイルを提案。

カラーで遊び、メッシュでアカ抜ける、白髪だからこそ素敵なヘア
スタイル集としてつくった。

えがお美容室は、日本全国から予約が入る美容室。

開店から1年4カ月で2店舗目をオープンし、15坪から60坪に増床。
スタッフ数は9倍になったという。
ネイルサロン、セレクトショップを併設し、全身の変身ができる空
間となっている。

(中略)

美容室の倒産が急増している。美容室はコンビニエンスストアの
4.5倍、約25万店が全国でしのぎを削っている。このため、激しい
競争に晒されており、2019年は2000年以降で最多だった2018年を倒
産数、休廃業・解散数とともに上回る形となった。

そんななか、「シニア/グレイヘアに特化した」東京・巣鴨の「え
がお美容室」は大盛況!

● 日本全国から予約が入る。
● 開店から1年4ヶ月で2店舗目をオープン。15坪⇒60坪に増床。
● スタッフ数が9倍に。
● ネイルサロン、セレクトショップを併設し、全身の変身ができ
  るとシニアに大人気!

(後略)

以上引用。


これに対して私は以下のツイートをしました。




ヤルベキ事をキッチリやってる感じがする。2020年には、女性の
 2人に1人が50歳以上を考えるとこの流れは当然かと。



「シニア世代 女性のための美容室」がすべてを表しています。


美容室に通う理由は、そもそも「キレイになるため」。

 ・キレイになりたい

 ・他人よりもよく見られたい

 ・若くなりたい・若くありたい



といった来店する目的を満たすことが、美容室には求めらます。


2017年には、女性の3人に1人が65歳以上になりました

2020年には、女性の2人に1人が50歳以上です

そして、全体では、65~74歳の人口よりも、75歳以上が多いのです。

つまり、高齢者がより高齢化しているのが、現在の日本の姿


この変化を受けて、美容室が意識すべきは、美容に対するのニーズ
の変化なのです。


ですから、美容室が意識しなければならないニーズは、老化予防、
メンテナンス、若返り、リラクゼーション



記事やホームページを見る限りでは、この「えがお美容室」は上記
のニーズにはすべて対応しているようです。


私からすると特別変わったことは何もしていないと思います。

もちろん、SNSや予約の取り方、YouTubeを積極的に取り入れている
ようです。

しかし、これらはあくまでも時代に合わせた形でしかありません。

当然ヤルベキ事と言えるでしょう。


それよりも、女性の高齢化に対して美容室が、どのようなアプロー
チが出来るかが非常に大切なポイント
です。

これこそが「来店理由」に他なりません。


技術メニューにしても特別なものはないし、しっかりと料金も頂い
ている。

美容室側がグレイヘアに合うファッションも提案し、セレクトショ
ップを併設しているのは流石
だなと感じました。

グレイヘアは、ある意味ではファッションが要ですから。

ファッションまでアドバイスしてもらえるのはお客にとっては有難
いのではないでしょうか。



美容室として売るべきもの(技術)は既に決まっていて、新しく何
かを扱うかは問題ではありません。


大事なことは、「何を扱うかよりも、その“何”をどのように売っ
ていくか
」なのです



「来店してくれない」「やってくれない」ではなく、「いかに来店
させるか」「いかにやらせるか」なのです。


ニーズを見極め、ニーズを掴む

女性の美容に対するニーズは絶大です


だからこそ、お客との接客において、「潜在ニーズを顕在ニーズへ」
と掘り起こせるかが勝負の分かれ道なのです。


ニーズは最初から存在するのだから、ニーズを掘り起こすことが出
来なければ、来店理由をお客につくれるはずがありません。


つまり、お客一人一人との接客の中で「いかにニーズを掘り起こせ
るか
」ということです



結局は、コミュニケーションという営業力の問題だと思います


今後益々高齢化が進むので「シニア世代女性のための美容室」は需
要が高まるかもしれませんが、形だけをいくらマネしても上手くは
いかないでしょう。

中身である「シニア世代女性ニーズを掴むこと」をマネしなければ





「コミュニティとは?コミュニティの作り方とは?」

「モノが売れない時代はコミュニティでモノを売る?」

「まだ誰も知らないファンコミュニティの作り方」


こんな疑問を持たれたならば以下の三冊は必読です!


佐渡島庸平さん「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 」




前田裕二さん「人生の勝算」




西野亮廣さん「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」





人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




【関連記事】
美容室とコミュニティ運営

常連客は何を重視する?

顧客満足には何が必要か

コメント

非公開コメント