賢者と愚者の違いとは
常に問題意識を持つ事。どんなことでも興味を持つ事。知らないと
いうことは、ときとして致命傷にもなりかねません。「知っている
が、やらない」と「知らないから、やらない(やれない)」では同じ
「やらない(やれない)」でも大きく意味合いが変わってきます。
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仕事をするにしても、生活をするにしても、情報を得たり知ること
は、重要なことです。
もちろん、情報を得たならば、実際に手を動かし、頭を使い、行動
を積み重ねていくことが大事です。
行動にこそ価値がありますから。
そうだとしても、これからの世の中が、どこに向かおうとしている
のかを知ることや知っていることも極めて重要な事だと思うのです。
何故なら私は、「知っている」と「知らない」の間には、とてつも
なく太い川が流れていると思うからです。
現在の日本は、ちょっと洒落にならない状況が続いています。
2019年10月の消費税増税により民需が激減した状況で、COVID-19
によるイベント自粛、インバウンド激減、そして臨時休校と、悪夢のよ
うな状況に至っています。
これの意味するところが何かを知るというか考える必要があります。
COVID-19予防に関する事は以下のエントリーで書いてみました。
「新型コロナウイルス感染症の予防法を考えてみた」
「怖い心が怖く不安が不安を呼ぶ」
今回のCOVID-19での感染や最悪亡くなるケースを防ぐことに国を挙
げてやっているのですが、対策があまりにも科学的根拠がなく、思い
つきのような内容になってしまっています。
このままでいくと間違いなく経済クラッシュが起きそうです。
となると、COVID-19での死亡のリスクよりも経済クラッシュでの死
亡のリスクが高くなることが容易に想像できます。
つまり、「経済の方が人命に与える影響が大きい」のです。
経済的に立ち行かなくなって、生きていけない・・・
COVID-19に関する知識、政府の支援や対応策を逐一自分に取り入れ
た上で、自らの頭で考え判断し行動するしかありません。
自然災害は、一次災害よりも二次災害の方が怖いといいます。
今回の未知の感染症についても、それ自体が人命にもたらすリスク
よりも二次災害的な経済にまで波及しています。
だから「知る」必要があると言いたいところですが、私は自己責任
論を押し付ける気など毛頭ございません。
今回のように非常事態だからこそ、「助け合い」が必要というか重
要だと思います。
平時の時には、連帯意識だの絆だのと言っている割には、こういう
非常事態の時にこそ人間性が現れるのだと思うのです。
とかく現代においては、「今だけ カネだけ 自分だけ」(鈴木宣
弘 東京大学教授)であると今の日本が表現されています。
自分の身を守るだけでも必死なのですが、こんな状況だからこそ、
助け合い、他者への配慮、思いやりなのではないでしょうか。
賢者と愚者の違いの一つは「禍」を「福」となせるかどうかであり、
「禍」を「福」となせる見識をもっているかどうかといいます。
正しく、「禍を転じて福と為す」となるようにやっていきたいもの
です。
志村史夫さん「日本人の誇り「武士道」の教え」
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