工夫の余地はまだまだ残されているはず


2019年10月の消費税増税により民需が激減した状況でCOVID-19
によるイベント自粛、インバウンド激減、そして小中高全国一律休校
と、悪夢のような状況が経済に大ダメージを与えるのは火を見るよ
りも明らかなのですが、これに対してどのような対策が現時点で取
られているのでしょうか。

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自民「20年度補正検討を」感染拡大受け提言


以下引用。

自民党は3日午前、経済成長戦略本部(本部長・岸田文雄政調会長)
などの合同会議を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた経
済分野に関する政府への提言をまとめた。

全国の学校の休校や大規模イベントの自粛による影響拡大を踏まえ、
2020年度補正予算の検討を求めた。政府系金融機関による新たな融
資制度や雇用調整助成金の拡充を盛り込んだ。(後略)

以上引用。


保護者休業の助成金、1日8330円上限 自営は対象外


以下引用。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐための臨時休校が2日から全
国で始まったのに伴い、厚生労働省は、仕事を休んだ従業員に給料
を全額支払った企業を対象に、1人当たり日額上限8330円の助成金
を出す新たな制度の概要を発表した。

正規雇用、非正規雇用を問わず助成する一方、フリーランスのスタ
イリストやカメラマンなどの個人事業主や、自営業者の保護者は対
象外となる。(後略)

以上引用。


臨時休校・休業補償 菅氏「フリーランス、個人事業主は融資で」 
働き方で保護者に格差



以下引用。

菅義偉官房長官は3日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡
大に伴う臨時休校対策の一環として導入する保護者への休業補償に
ついて、雇用関係がないフリーランスや個人事業主は「対象となら
ない」と述べた。

希望者は政府系金融機関などから有利な条件で融資を受けられるこ
ととする。ただ、休業補償と違って返済の義務があり、「働き方」
によって保護者間で格差が生じる形だ。


厚生労働省は2日、保護者に休暇を取得させた企業に対して日額
8330円を上限に助成金を支給すると発表した。菅氏は会見で「今般
の助成金は事業主と雇用関係にない方は対象とならない」と説明し
た上で、「フリーランスを含む事業者の資金繰り支援として、(政
府系の)日本政策金融公庫などによる(中小企業向けの)緊急貸し
付け・保証枠として5000億円確保などの措置を講じている」と説明
した。(後略)

以上引用。




以上3つの記事から察するに、今回の支援策は、貸付。

企業、フリーランス、個人事業主まですべてに対して貸付による支
援のようです。

貸付を言い換えると「国民に借金を増やすことを求める対策」とな
ります


お金を借りてなんとかしのげるような状況なのでしょうか?

借りたものは返さないといけないわけだし。


例えば、小中高全国一律休校によって、あるはずだった売上がなく
なったにも関わらず、「そこはお金を借りてしのいでね」はどうな
んですか?



などどいくらいったところで、政府が支援策を貸付から所得補償に
切り替えるはずもなく・・・


となると、いつも書いているように、「変化には変化」しかありま
せん。


政府の対応の不備や何かを他人のせいにしているときには、まだま
気づかないところに努力の余地があるものです



世の中にはいろんな人間がいて、COVID-19、イベント自粛、小中高
全国一律休校ですら逆手にとって稼ぐ人も出てくるかもしれない。

これはマスクの転売といったことをいいたいわけではありません。


現行の構造やルールに沿って、それを利用することで工夫して稼ぐ
ことは可能
だということです。


「工夫して稼ぐ」のお手本のようなものを、西野亮廣さんが、わざ
わざブログで書いておりました。


コロナショックで前に進む by キンコン西野


西野亮廣さん「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」





この記事を読むと、オンライン、クラウドファンディングなる一種
のツールをいかに使うか、とういことを改めて考えさせられます。

クラウドファンディングすら知らない人も多いのかもしれません。


カネを稼ぐ方法は無数に存在するのだと感心するばかりです。


「ピンチをチャンスに!」などといいますが、まさに「言うは易く
行うは難し
」です



ブログにも書いてあるように、アイデア自体には価値はなく、やは
りアイデアをいかに形にしていくか、つまり、行動に移せるか。


この方法自体が上手くいくかどうかなど、実際にやってみなければ
わかりません。


可能性を追求するのは本人次第ですし、それこそ自由です


しかし、可能性を追求する邪魔をするのもまた本人です


厳しい状況かもしれませんが、まだまだ「可能性という選択肢」は
いくらでも転がっているように思います。




「アルフレッド・アドラー一瞬で自分が変わる100の言葉」





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