エネルギーという日頃の努力
新型コロナウイルスの懸念が止まらず世界的に金融市場が洒落にな
らないような状況が続いているようです。NYダウ、日経平均が下落
していく様を見ると昔を思い出し寒気がします。
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昔を思い出すとは・・・
ブログの最初の頃書いていましたが、私も株や先物に手を出してお
りました(日経225先物miniを中心に取引)。
所謂、個人投資家です。
取引自体は、きっぱりと止めてしまいましたが、株価の動向だけは
気にしていました。
今回も悲惨な事になるだろうとは思ってはいましたが、それ以上に
凄まじい・・・止まらない。
金融市場の動向は実体経済にも確実に影響を及ぼします。
何が問題かといえば、信用取引や先物取引をしている人が、もちろ
ん利益が出ていればいいのですが、損失が無限に膨らんでいくこと
です。
レバレッジをきかせて取引をしているので、自分の手持ち以上に損
益が膨らみます。
信用取引であれば、100万しか手持ちがなくても300万の取引がで
きてしまう。
損失は、300万に対して起こるので、当然300万分取引をしていれ
ば、それをすべて失うことになりかねません。
しかし、自分の手持ちは100万。
残りの200万は?
借金するしかありません(私の場合、キャッシングしてどえらいこ
とになった)。
為替取引は、家を失う。
先物取引は、命を失う。
なんてことを聞いたことがあります。
私の場合、家も命も失わずに済みました(家は所有していませんで
したが)。
しかし、損失を食らった多くの人が、今後借金をして、その後、借
金返済に走り、消費や何らかの投資を減らさなければならない。
つまり、金融市場が実体経済に影響を及ぼします。
そして、実体経済で確実に消費が停滞することになります。
調べていないから書くべきではないのでしょうが、不動産の価格変
動も、どうなっているのかが気になるところです。
借金で購入した土地・不動産の時価が下がると、購入者は負債返済
に走り、消費や投資が減り、国内の需要が減ってしまいます。
しかも、2019年10月の消費税増税により民需が激減した状況で、新
型コロナウイルスによるイベント自粛、インバウンド激減、そして
臨時休校。
ちょっと洒落にならない状況です。
私も借金返済をしておりましたが、それはあくまでも、会社が存在
し、給料も確実に支払われる状況があったからこそできたこと。
今回は、金融市場だけの問題ではないので、どのような形で飛び火
してくるか分かりません。
会社自体がなくなることも(私の会社にしても)大いにあり得ます。
サラリーマンに限らずですが、安定した状況がいつの間にか当たり
前になってしまいます。
安定した状況をつくるには物凄いエネルギーが必要です。
そのエネルギーという努力を日頃やっていないのに、安定した状態
が続いているのであれば、本来ならば疑わなければなりません。
何の努力もせず疑うよりも不平不満が出るということは、相当に危
ない状態だと気づくべきです。
と偉そうに書きましたが、私自身も他人事ではありません。
「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」
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