気にしてもしょうがないけど
先日、いつものようにツイッターを眺めていたら、「美容商材メー
カー【セフテイ】倒産」というツイートを目にしました。まあ、こ
んなご時世だし、しかも、消費増税だわ新型コロナウイルスだわで
経済が洒落にならない状況になっているからか、なんて思っており
ました。
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
実際は、倒産は倒産でもちょっと訳ありのようでして、以下がその
解説記事です。
SAFETY破綻の噂は間違い!
新会社セフティでロングセラーブランドを継承・強化
以下引用。
昨日から、一部の美容業界関係者の間で「SAFETYが倒産?」とい
う噂が流れていました。
SAFETYといえば毛髪化粧品の老舗ブランド。驚いた方もいらっし
ゃるかと思いますが、結論から申し上げると「SAFETYブランドは
新製品も発売し順調」です!(後略)
以上引用。
これに対して私は以下のツイートをしました。
商品は引き継ぐのだろうが、そこに携わった人間はどうなっているのだろうか?
— arusara (@arusara_jp) March 14, 2020
SAFETY破綻の噂は間違い!新会社セフティでロングセラーブランドを継承・強化 https://t.co/EcAQeKLVqR
発端となったのは、企業信用調査などを手がける東京経済株式会社
運営の「東京経済ニュース」に掲載された、こちらの記事。
「セフテイ」という会社から「セフティ」(小さい「ィ」)という
会社に譲渡されたそうで、なんともややこしい。
会社は破産したけど商品だけは残ったとのこと。
破産に関する内容を読んでいるとなんとも興味深い。
平成4年6月期売上高(ピーク)は27億5,000万円内外を計上。
その後、同業他社との競争を余儀なくされて業績は低調に推移。
一般消費者向けのヘアケア製品の販売に新規参入を図るも奏功せず、
売り上げは漸減をたどり、赤字を散発して債務超過に転落。
平成25年10月に本社ビルを売却。
平成30年6月期売上高は6億4,200万円内外まで落ち込んだ。
最終的な従業員が40名との記載があったので、売上が6億4,200万円
となるとかなり厳しいものがありますね。
単純な計算ですが、一人当たりのパワーヘッドが年間では1600万円
で、月間では130万円。
無理でしょうね・・・
このセフテイという会社も最初は美容室専売品を謳っていたようで
すが、売上回復のために一般消費者向けを開始。
一般消費者向けは、やはり大手メーカーが強いわけです。
何故ならば、美容室では認知度はあるかもしれませんが、一般消費
者となると、「セフテイって何?」って感じです。
その後は、固定資産である本社ビルが売上の足かせになって売却し
たのでしょうが、それも時すでに遅しだったのでしょう。
とにかくビルなんて所有しいると、とにかくカネがかかります。
何が原因であったかは、第三者である私には知る由もありませんが、
商品自体はそのまま残るということで、取り扱いのある美容室にと
っては安心というところでしょう。
私からすると、従業員がどうなったのか、今後はどうするのかが気
になるところです(気にしてもしょうがないけど)。
美容メーカーに勤めている私としては、なんとも他人事に思えない
事でありました。
会社は、いつなくなってもおかしくない存在なので。
堀江貴文さん「雇用大崩壊」
帝国データバンク情報部藤森徹さん「あの会社はこうして潰れた」
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。

【関連記事】
「人手不足とリストラと明日は我が身」
「小さい会社を買えないならば」
「サラリーマンでも稼ぐ意識をもつ」
コメント