美容ディーラーが“なくなる”始まり


昨年7月19日のエントリー「美容業界の仕事の変化」で、米アマゾ
ン・ドット・コムが、プロの美容師やスタイリスト向けの新たなネ
ット通販サービスを始めると発表したことを取り上げました。いよ
いよアマゾンが日本でもネット通販サービス開始に向けて動き出し
たようです(個人的には大歓迎)。

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アマゾン、日本で美容室向けEC構築を美容ディーラーに打診


以下引用。


良薬か、劇薬か。アマゾンがプロフェッショナルビューティ(美容
師・美容室向け)市場への参入を計画。日本の理美容業界の商慣習
に一石を投じる。

アマゾンのプロ向けECは日本に先駆け、2019年6月にアメリカで
スタートしている。アメリカ版は、メーカーとの直取引で運営され
ているが、日本では、美容ディーラーを募り、アマゾン得意のマー
ケットプレイス型で展開する予定だ。

20年6月を目途にサイトの本格稼働を計画中で、3月2日にディー
ラー向けの説明会が計画されていた。ところが、コロナウイルスの
影響拡大で、説明会が急遽キャンセルになり、アマゾンはディーラ
ー1社1社と個別の折衝に切り替えた模様だ。

アマゾンとの取引を決めたディーラーは、3月中旬以降にアカウン
ト開設と出店準備を行う。アカウントはディーラーが開設するので
はなく、アマゾンの担当者が行う。アカウント開設には、メールア
ドレス、クレジットカード、銀行口座が必要だ。

商品の販売は、フェーズ1とフェーズ2に分かれている。詳細は不
明だが、ディーラー関係者は「フェイズ1は契約してテスト的に販
売する段階、フェイズ2はフルラインで本格的な販売をする段階と
解釈している」と話す。

フェーズ1では、3月下旬から商品の出品を開始。ディーラーが商
品を選定後、アマゾンが用意するフォーマットに情報を記載すれば、
アマゾン側が登録を代行する仕組み。登録後、ディーラー側の最終
確認を経て、販売を開始する。

一方、フェーズ2の出品準備は4月以降に始まる。登録に必要な項
目は不明だが、「商品名」「ブランド名」「メーカー型番」などが
必要になるという。そしてフェーズ2の出品登録、販売開始は6月
以降としているが、「実施および開催時期は約束できない」として
いる。

アマゾンは、メーカーとの直取引ではなく、ディーラーに出品を募
る理由として、①ディーラー流通が主たる日本の商習慣の遵守、②
品揃えの豊富さ、などの美辞麗句を並べているが、実際は「ディー
ラー同士で、出品物の価格を競わせ、ダンピングすることが狙いと
見られる」(大手ディーラー幹部)。 (後略)


以上引用。


これに対して私は以下のツイートをしました。




営業マンがいらなくなる。というより営業がいらなくなる。そし
 て、ディーラーもいらなくなる。



どれだけ逆らおうとしてもテクノロジーの進化にあらゆる仕事が駆
逐されていくことでしょう。


「営業はやはり人がやらなければならない」と思っている営業マン
がいるならば、要注意
です。


所謂出来る営業マンは、薄々というよりもハッキリと気づいている
はずと思うのですが、今のところ営業の仕事とされていることは、
わざわざ営業マンがする必要がない
ということを。


美容室からすると美容ディーラーの存在は、今ではそれほど重要な
位置を占めていないはずです。


確かに一部の美容室から営業マンが訪問してコミュニケーションを
取ることに価値を置いている方もいらしゃいます。


ですが、一部は一部です。


多くの美容室は、営業の訪問を特段重要視しているわけではないは
ずです。

何故ならば、あまりにも訪問して話す内容が薄すぎるから


新商品の説明、周りの美容室はどうだとか、世間話、お天気の話、
その程度ではないでしょうかね?


1990年代であれば、それでも通用したでしょう。

現在の美容室の取り巻く状況は、世の中のニーズを掴む努力を怠っ
たせいで、本来ならば美容室で行われていたはずの技術を他の各種
専門店にお客をもっていかれています



美容室の軒数の増加と反比例して全体の総売上が減少傾向など、何
かの冗談かと思ってしまいます



美容室の厳しい現状を踏まえると、美容ディーラーに限らず、美容
メーカーが美容室に対する取り組みはどのようにあるべきかを見直
すべきです。


美容室が伸びなければ、美容ディーラーも美容メーカーも伸びるこ
とはあり得ません



美容室側もネットで注文が面倒臭いなどどいっても、世の中の流れ
は圧倒的にネット注文になっていくでしょう。


スマホの浸透の意味するとこは何かを知る必要があります。

商売をしていてネットに関する知識を持たないことなど、もはやあ
り得ない
のです。


美容ディーラーも美容メーカー側もネット注文してくれた方が、遥
かに効率的です



そうなれば、かなりの数の営業マンが不必要となるでしょう。


私の会社はまだネット注文を採用しておりませんが、個人的には採
用したくてたまりません。


まず、注文を受ける時間が省けます

これって物凄く重要な事です。


受注作業は、ホント無駄です。

電話して注文を聞きますが、美容室によっては、いつも電話するに
も関わらず在庫を調べていなかったりします。

その度に折り返し電話したり、電話しても今度は忙しかったりと、
とにかく時間がかかる。

ネット注文だとこちらも時間に囚われなくなり、美容室側も好きな
ときに注文ができる。


そして、他がどうやっているかは知りませんが、注文したときに決
済もできる。

クレジット決済であれば物凄く便利。

請求書を発行する手間も省けて事務作業も省ける。


材料代を集金する時間も省け、営業マンがお金を管理する必要もな
くなる(殆どが銀行振り込みでしょうが)。


なによりも、支払いの悪い美容室は注文ができなくなる


どの業界でも採用されている(多分?)売掛金。

売掛金の回収は、中々100%の回収とはなりません。


しかも、注文を受けて商品発送も外注できるようになっています。


営業マンが、電話で注文をして、商品を用意して、伝票を発行して、
配達、そして商品を納品して、今度は回収。


以上のような流れが営業の仕事とは本来は呼べないのですが、これ
が仕事となっていたのも事実
です。


これがネット注文により全てが解決します


営業マンは、営業の仕事に集中することが出来ます。


そこで問われるのが、営業マンがヤルベキ事は何なのか?


テクノロジーの進化により、今後はこのような事を突きつけられる
と思うのです。


機械化・自動化する一方で、人間のみにできる仕事、美容室に対し
てどのような働きかけをしていくべきなのか?



美容ディーラー、美容メーカーの営業マンには問われているのです。


この問いには、答えも正解もありません


自分自身の頭で考え、試行錯誤の積み重ねにより、自分でその答え
を導きださなければなりません



何故なら、誰も教えてはくれないのですから。




三戸政和さん「営業はいらない」を読んだのですが、予想を遥かに
超えた「営業はいらない」でした。

営業マンに限らず、あらゆるビジネスマンを絶対に読むべきです。





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