自分を売り込む

営業は、モノを売り前に、まずは、”自分を売れ”といいます。
商売というものは、「モノを売って利益をだすこと」
そして、モノを売るためには、営業をしなければなりません。

しかし、殆どの人間が、
「いいモノをつくってさえいれば、人は集まってきてモノが売れる」
と、本気で思い込んでしまっていると思います。

どんなに、いい仕事ができる能力を持っていたとしても、その能力を
売り込むことができなければ、何も価値は生み出せません。

なので、”自分を売れ”ということは、凄く大事なことですよね。
モノやサービスが、勝手に売れていくことは、ありませんから。
それを、売る”人”が必ず存在します。

先日も、営業先で、美容室のオーナーさんと、話していたら、
そのオーナーさんは、ヘアカラー専門店について、全くと言っていいほど無知でした。

オーナーさん曰く「そういうところに行く人はそういう人だから」っと言ってました。
確かに、自分のお店に誇りを持つことは、大事なのですが、
商売上、私が思うに、知らないということは、致命傷になりかねません。
知っていれば、対処はできますが、知らなければ、何も対処のしようがありません。

こういうオーナーさんに限ってよく言うのが、
いい技術を提供することが大事的な発想しかありません。
即ち、いいモノを作れば、勝手に人が集まってくるという発想です。

あのね、どこのお店も、その思いは同じなのですよ。

それを、自分以外の人に伝えてこそ、やっとその良さというものが、伝わるのです。
つまりは、自分を売り込むという「営業力」が不可欠なのです。