モノの値段
モノやサービスの値段(価格)は、様々ですよね。
美容室の技術料金も、そこそこのお店で異なります。
今回は、ヘアカットの価格について、考えてみました。
ネット上で、以下のような記事を見かけました。
カット料金「1万2000円」でも若い男子が殺到する美容院の秘密
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/55501
この記事は、改めて、モノの値段について考えさせられました。
記事を読んでもらえばわかるのですが、特に印象に残っているのが、
下記の言葉でした。
”僕たちは「髪型」ではなく、スタッフの「経験と生き様」を売っている”
えっ?・・・て感じです。何を言ってんのかな、このお店のオーナーは?
と、最初は思いましたが、でも、ずっとどこかでひかかっていて、
私なりに、色々と考えてみました。
これこそが、世代間の違いだと思いました。どういうことかというと。
まず、このお店のオーナーさんの年齢です。確か、30代前半。
しかも、驚くことにスタッフの平均年齢が、20代前半。
更に、お客さんも10代後半から、20代前半が中心だとか。
殆どの人が、ゆとり世代なんですね。
若い子が、12000円ものお金を払って、カットをやっている。
この現実ってすごいなって、素直に思いました。
正直、一時の流行みたいなもんだろうと、斜に構えていましたが、
この斜に構えてる時点で、もう負けなんですよね。
斜に構えているということは、嫉妬している証拠です。
それじゃだめだと思い、分析しました。
答えは、ゆとり世代の教育です。
所謂、アクティブラーニングってやつと思いました。
ゆとり世代では、ない私には、
”僕たちは「髪型」ではなく、スタッフの「経験と生き様」を売っている”
という発想は、出てこないと思いました。
つまりは、アウトプットが当たり前にできる世代なんです。
この記事をよんだであろう、ある美容室のオーナーさん(50代後半)が、
以下のように言ってました。
「12000円取って、何やっているかと思えば人生相談だろ?
それだったら、俺にもできるよ!」
ていうか、あんたには無理よ!的外れもいいところでしょう。
(と思いましたが、本人には何も言っていません)
言ったのは、
「はぁ~」って感じです。
また、これはいいとして・・・
とにかく、アウトプットに長けている、
若い世代が、これからは、どんどん社会に出てくるわけで、
自分も、のんびりしてられないなと、つくづく思った次第でした。
この辺の話を、分かりやすく説明しているのが、
下記の本なので、よろしかったら読んでみてください。
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