手間暇を惜しんではいけない


3月25日のエントリー「ニーズを掴むには相手の気持ちに立つ」で
取り上げた内容として、理美容店を利用しない理由は、私個人の意
見としては、シンプルに「面倒くさい」かもしくは、例外的には、
脱毛症がある人は「敬遠する」のではと書いておりましたが、どう
やら調査結果が出たようです。

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理容店に行かない男性、美容室に行かない女性、その理由


以下引用。


理容店は男性、美容室は女性というイメージがあるが、世の中には
理容店を利用しない男性、美容室を利用しない女性がいる。利用し
ない理由の1位は、男性は「行きつけがなく、慣れていない」、女
性は「価格が高い」だった。


全理連が2020年3月に発表した『全理連情報』No.62による。

理容店を利用しない男性の理由(複数回答、N=291/直近1年間
に美容室を使用したが理容店は使用していない男性)

①「行きつけがなく、慣れていない」54%
②「価格が高い」17%
③「最新のトレンドを把握していない」17%
が上位3位。


美容室を利用しない女性の理由(同、N=244/直近1年間に理容
店を使用したが美容室は使用していない女性))

①「価格が高い」66%
②「行きつけがなく、慣れていない」34%
③「待ち時間がある、対応が遅い」23%
が上位3位だった。

このほか、「理容師の技術力に不安」(男性14%)、「美容師の技
術力に不安」(女性15%)、「店の雰囲気(入りやすさ、居心地な
ど)」(男女とも15%)などの理由があった。


以上引用。


これに対して私は以下のツイートをしました。




そもそも行かないのか、それとも行かなくなったのかでは意味が
 異なる。行かない理由よりも行かなくなった理由が知りたいのだ
 が。まあ、行かないと”決めている”が一番の目的であり理由で
 しょう。



私の意見はハズレですね(どうでもいいのですが)。

ツイートしたように、“行かない”のかと“行かなくなった”では
意味合いが大きく異なります。

今回の記事では、結果的に行かなくなったということだと思います。


元々が絶対に行く必要がある所でもありませんし、ましてや自宅で
出来てしまうことが殆どです。


男性であれば、奥さんから髪を切ってもらう人って結構多いのでは
ないでしょうか!?


勿論、金銭面や理美容室とのトラブル等で行かない、行けない、ま
たは、行きたくなくなった方もいらっしゃるはずです。


自分自身で「行かない」と決めている方は、どうしようもないので、
その手前の段階にある方を失客させないようにしなければなりませ
ね。


とはいえ、それが事前に分かれば誰も苦労しません。


失客の理由は、新規客では「親しくない」が断トツで、既存客とな
ると「信用がなくなった」となります



ならば何をもって相手が「親しくない」と感じるのか?

ならば何をもって相手が「信用がなくなった」と感じるのか?


この抽象的な内容をどれだけ具体化していくかが日頃からの取り組
だと思うのです。


「これをやれば失客しない」という魔法の法則などありはしないの
ですから、一人一人のお客をイメージしながらどのような接客や技
術を心掛ければいいか、それに尽きると思います。


手間暇を惜しまずお客の心に訴えかけるような接客と技術を心掛け
たいものです



無論、営業マンである私もです。





営業、接客業をしている方ならば、佐々木圭一さん「伝え方が9割」
がお薦めです。

相手の頭の中を想像することや具体的に相手への伝え方をノウハウ
化した本です。




営業、販売、接客で悩んでいるなら、日本で一番モノを売っていた
であろう髙田明さんの「伝えることから始めよう」を読むことをお
薦めします。





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