残酷な現実を見せられて思うこと


日銀は1日、短観=企業短期経済観測調査を発表しました。それに
よると新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、ホテルや飲食店の
景気判断が急落して過去最低になり、景気の見方が急速に悪化して
いることが浮き彫りになったそうで・・・。

人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




日銀短観 7年ぶりマイナス 大企業製造業の景気判断悪化


私が携わる美容業界でも売上減少のようです。

理美容業者の3割超が1月の売上が減少


以下引用。


新型コロナウイルス肺炎緊急調査

全国生活衛生営業指導センターは、新型コロナウイルスが生衛業に
与える影響について調査し「新型コロナウイルス肺炎緊急調査」と
して、2020年3月30日発表した。

2月中旬ごろ実施した調査で、1月の売上げは前年同期比で「減少」
と回答した理容業者は33.9%、美容業者は31.5%だった。2桁感染
地域では、この数字を上回っており、感染拡大にともない2月、3
月はさらに大きな影響を受けているのは確かだ。

ただ、生衛業のなかでも旅館ホテル業や飲食業などの深刻さに比べ
ると、理美容業の影響はいくらか軽い。(後略)


以上引用。


これに対して私は以下のツイートをしました。




感染拡大を抑え込むことに力が置かれているので、経済クラッシ
 ュは本番はこれからでしょう。ゾッとするけど・・・



1月の話ですから、新型コロナウイルスの影響というより昨年10月
の消費税増税の影響
といえるのではないでしょうか。


結構うやむやになっている感じがするのですが、新型コロナウイル
スの影響の影に完全に隠れてしまっているのが消費税増税



ここは、キッチリ区別しなければなりません。


2019年10~12月期のGDPは年率換算で前期比マイナス7.1%でした。

これはもちろん消費税増税が原因です。


消費税増税と同時に、消費の下支えとしてポイント還元事業などを
開始しましたが、どうやらほとんど意味がなかったようです。


消費税増税で消費が落ち込んだ状況下で新型コロナウイルス感染防
止のため自粛による経済停滞という、二重のショックが起こったと
考えるべきです



元々悪かったものが更に悪くなったという感じですかね。


4月に入りましたし、1~3月期の経済指標が出てくるはずですが、
洒落にならない、というより悪夢のような数字になることは明らか
です。


それでも、昨日のエントリーでも書いたように、世の中の流れは、
経済よりも感染症抑え込みを優先するでしょう。


日頃から「変化には変化で対応」などど偉そうに書いていますが、
実際には、今までの行動パターン、生活パターンをいきなり変える
ことなど出来ません



多くの方々が今の状況を不安でたまらないのだと思います。
(私もその人でしかありません)


最近では、「変化には変化で対応」という考え方も平時で使う言葉
なのかなと思ったりもします。


何故ならば、非常事態においては「変化せざるを得ない」からです


こうやって現実問題としてウイルスの恐怖と経済的な恐怖を見せつ
けられる
と、以前のエントリーは理想的というか寝言のようなこと
ばかり書いていたように思えます
(なんとも恥ずかしい)。


しかし、こうやって残酷な現実を見せられても幸いなことに、まだ
その被害のようなものに出くわしていなので、やはりどこかまだ他
人事のような感じもあります。


日々目まぐるしく変化していく状況に「どうにかしないといけない」
という焦りだけが募るだけです。


だからこそ先程、自分のエントリーを「理想・寝言」と言いました
が、そうならないためにも実践し結果を出さねばなりません。


試行錯誤、失敗、足掻きならが前へ進もうと思います





志村史夫さん「日本人の誇り「武士道」の教え」




「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」





人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




【関連記事】
賢者と愚者の違いとは

経世済民

連帯意識を改めて考えてみる

コメント

非公開コメント