繁盛店は繁盛店であり続ける!?


先日のエントリー「美容室の衛生管理を今一度見直してみる機会
でも取り上げましたが、新型コロナウイルスに感性した女性客を施
術した美容師が濃厚接触者として陰性が確認されるまで待機するこ
とになりました。濃厚接触した美容師の陰性・陽性の判定は不詳で
すが、少なくとも感染者を施術しただけで濃厚接触者とみなされ、
待機になるのことが分かりました。

人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




感染しないようにしなければならないし、感染者であろう人との接
触を避けるしかないのですが、現実問題として無症状感染者との接
触を避けることなど不可能です。


さてどうしたものでしょう?


いわゆる三密に相当するものとして美容室が入ってしまいますので、
今後もこのような事態が起こることでしょう。


お客もこんな時期にわざわざ美容室の利用をあえてしようとは考え
ないでしょうし、自宅でカットしたりヘアカラーしたりする人もこ
の時期限定で増える
ことでしょう。


若者の感染拡大が懸念されているように、若者ならば美容室であろ
うがなかろうが利用するでしょう。


小さいお子さんや旦那さんの髪ぐらいなら奥さんがカットなりなん
なりをする人が増えるような気がしています。


そうなると自宅用の散髪用ハサミが売れるような・・・

奥様もホームカラーにチェンジするかもしれません。


となると、自宅で確認しながらカット、カラーをしたくなるので、
その系のYouTubeが見られたりするのではと考えたりもします。


自宅で過ごす時間が増えるので自宅でも消費されるようなモノ・サ
ービスを以前から提供していたところは、今回の新型コロナウイル
スの影響は他と比べると限定的かもしれません



しかし、そう都合よくはいかないでしょうね。

ということで以下の記事をどうぞ。

コロナで半分がなくなる?飲食店「倒産ドミノ」
服部校長や鎧塚パティシェらが必死の訴え



以下引用。


3月31日午後4時。
東京・永田町の自民党本部に、10人の料理人が集まった。

落合務シェフやパティシエの鎧塚俊彦氏など有名料理人らは、いつ
ものコックコートではなく、スーツを着用。マオカラースーツに身
を包んだ服部栄養専門学校の服部幸應校長の姿もあった。彼らが訪
ねた先は岸田文雄政調会長である。要望書とともに「このままでは
倒産する飲食店がたくさん出てきます」と訴えた。

この日の陳情のために大阪から来京した米田肇氏(三つ星レストラ
ン「Hajime」オーナーシェフ)は、3月30日から発起人となって署
名活動も開始している。飲食業界を救済するために、家賃と雇用者
給与の補助を求める内容に対して、4日間で8万人近くの署名を集
めた。「国内外から15万人は集めて国と自治体に声を届けたい」
(米田氏)と力を込める。

新型コロナウイルスの影響で、日本中の飲食店が苦境に立たされて
いる。インバウンド(訪日外国人観光客)の減少から始まり、日本
人観光客や仕事での会食も激減。政府や地方自治体が外出自粛要請
を出したことが決定打となり、飲食店を訪れる客数は激減している。
(後略)


以上引用。



飲食店は、相当な打撃があったことでしょう。

3月から本格的に新型コロナウイルスの影響が出始めているので、
歓送迎会などで売上を立てているところはホント悲惨な事になって
いるはずです。


通販とかデリバリーをやっているところもあるでしょうが、それで
も限定的かと思うのです。


通販ならまだしもデリバリーよりも自分で買って自宅で食べる人が
多いような気がします。


美容室にしろ飲食店にしろ店舗ビジネスが厳しい局面にあります


お店に来店してからこその技術であり料理であります


美容室の場合、当たり前ですが、売上は技術を販売することで上げ
ています。


その技術を売れない状況が現在です。


ましてや以前も紹介した介護施設や病院に行っておこなう訪問美容
などあり得ません。


美容室でも店販に力を入れているところや通販もやっているところ
は、確かにあります。


今後は、技術以外でも売上が立つような“何か”に取り組まなけれ
ばならないでしょう



今はその“何か”は私の頭では出てきません。


しかしながら、新型コロナウイルスが終息したからといって、それ
以前の状況に戻るようなことはない
ように思います。


やはり、多少影響があるにせよ繁盛店は繁盛店であり続け、そうで
ないお店は一層厳しい
と思います。


どのような状況であっても条件は同じ。


そうなると日頃からの「集客と失客の問題」にどのように取り組ん
だのかということになるのでしょう。


後は、囚われることなくスピード感を持って前向きに淡々とやって
いくしかないと思います。





営業、販売、接客で悩んでいるなら、日本で一番モノを売っていた
であろう髙田明さんの「伝えることから始めよう」を読むことをお
勧めします。




モノやサービスを売る仕事をしている方には是非とも読んで頂きた
い、西野亮廣さん「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」





人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




【関連記事】
何もしなければ何も変わらない

変化に対応する条件とは何か

答えのない問題を解き続ける

コメント

非公開コメント