美容室とクラウドファンディングとSNS
休業要請の出ていない美容室ですが、営業継続できるものの非常に
厳しい戦いが続いております。少数ではあると思うのですが、美容
業界でも「クラウドファンディング」を利用した取り組みを行って
いるところも出てきています。さて、実際のところはどのような感
じになっているのでしょうか。
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中村トメ吉氏のヘアサロン「ゴールド」がクラウドファンディング
を開始 1日で目標金額の2倍以上を達成
以下引用。
(前略)
今回のプロジェクトに関して中村代表は、「『ゴールド』は“美容
師は世界だって変える”という理念を掲げ、美容師に絶対的な誇り
を持つメンバーが在籍している。
そんなメンバーと共に“人生密着型サロン”という存在意義を軸に、
お客さまと徹底的に向き合うことにこだわってきた。美容師の可能
性を広げ、お客さまの人生をデザインしていくことがわれわれのミ
ッションだ。
現在このような情勢の中、店は休業しているがお客さまとの関係は
休業したくはない。今回のクラウドファンディングを通じて、お客
さまと『ゴールド』の信頼関係の継続させていきたい。
今後の喜びや豊かさを与える責任を背負わせていただけることがこ
れからの『ゴールド』の成長に、そして未来になる。業界に新しい
価値観と基準を創り、リーディングカンパニーとして業界を背負っ
ていこうと心から思っている。
(後略)
以上引用。
これに対して私は以下のツイートをしました。
いくら方法も真似しても支援してもうらうための下地作りが違いすぎますからね・・・だから「人生密着型サロン」なんでしょう。#美容室
— arusara (@arusara_jp) April 25, 2020
RT @wwd_jp 中村トメ吉氏のヘアサロン「ゴールド」がクラウドファンディングを開始 1日で目標金額の2倍以上を達成 https://t.co/nTDDi5XvFV
『いくら方法も真似しても支援してもうらうための下地作りが違い
すぎますからね・・・だから「人生密着型サロン」なんでしょう。』
美容室「IJK 表参道」のクラウドファンディングが2日で700万円
超え そこに込めた思いとは
以下引用。
(前略)
芝原:普段からスタッフ全員が、いいかげんなことをせずに、目の
前のお客さま、SNSのフォロワーに真摯に向き合ってきた結果だと
思います。もともと美容室を作るというよりは、ブランドを作ると
いう意識で本当に細かいところにまでこだわって経営してきました。
「IJK」というブランド、そこで働くスタッフを応援してもらうに
はどうすればいいかは常に考えてきました。今回のクラウドファン
ディングでこうして注目してもらえて、それにおごらず真摯にやっ
ていくことでファンをさらに増やしていければと思います。
(後略)
以上引用。
これに対して私は以下のツイートをしました。
このサロンの下地作りのポイントは「ブランドを作るという意識」だったようですね。#美容室
— arusara (@arusara_jp) April 25, 2020
RT @wwd_jp 美容室「IJK 表参道」のクラウドファンディングが2日で700万円超え そこに込めた思いとは https://t.co/LIyeNIfHZr
『このサロンの下地作りのポイントは「ブランドを作るという意識」
だったようですね。』
2つの記事しかありませんが、クラウドファンディングを行った事
例を紹介しました(ちなみに「クラウドファンディング」を知らな
い人は調べてみて下さい)。
クラウドファンディングについては、西野亮廣さんがブログで以下
のように説明してくれています。
『クラウドファンディングは「金の成る木」などではなく、災害時
の義援金や、よっぽど革新的なプロダクトでない限り、「支援し
ていただく為の下地作り」が必要です。
「お金がない!そうだ、クラファンだ!なんか、最近みんなやっ
てるし!」という計算式では支援は集まりません。』
クラウドファンディングにしろSNSにしろ、それ自体は非常に便利
な道具といえます。
ですが、道具はあくまでも“人”が扱います。
モノやサービスの使い方、扱い方には、必ず人間性が顕れます。
クラウドファンディングやSNSを使えばそれだけで上手くいくとい
うことではありません。
しかし、多くの人が便利な道具に翻弄されているように思います。
西野さんも言われていましたが、平時にクラウドファンディングに
ついていくら説明しても全く耳を貸そうとはしないそうです。
何か困ったときになって相談してくるといいます。
自分の知らない新しモノやサービスに関しては、とかく斜に構えが
ちです。
どんなものでも、いつどこで役に立つかは誰にも分かりません。
だからこそ普段から他人の話を“聴く”ということが大切なのだと
痛感します。
以下の西野亮廣さんの二冊の著書は、お店を運営されている方であ
れば是非読むべきだと思います。
現状、何かで行き詰っていると感じるならば、何らかしらのヒント
があると思います。
「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」
「新・魔法のコンパス」
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