科学と技術の現状
科学と技術は、日々どんどん進化しています。
ですが、実際には、どうなっているかを、
正確に把握している人は、中々いないのではないでしょうか?
何故、このこのような事を書くかというと、
今年に入ってからの、日本で起きている自然災害には、
なんとも言えない、無力感らしさものさえ感じています。
以下に、ざっと列挙すると
3月 北陸地方、福井県を中心に豪雪
4月 島根県西部地震(震度5強)
6月 大阪府北部地震(震度6強)
7月 西日本豪雨災害
8月 台風12号上陸 全国熱暑
9月 台風20号上陸
台風21号上陸
北海道地震(震度7)
自分で書いてみて思いますが、”スゴイ”(悪い意味で)です。
このままだと、日本はどうなるのか、なんて思ってしまいます。
どうにもならないのでしょうが、どうにかしなければならないし、
なんとかしなければならないと思うのです。
日本政府の対応云々を言いたいのではなく、
まあ、それは、役目がある人が、日々発信されていることでしょう。
そっちの方は、専門の人に任せることにして。
私が言いたいのは、自然災害と科学、そして技術の関係性というか、
どれだけ科学や技術が進化しても、やはり自然災害の前には、
無力なのでしょうか!?
いや、無力ではないはずなのです。
必ず、何かできることがあるはずです。
それを、探っていかなければならないと思うのです。
その為に私が考えていたことが、科学と技術の現状の把握です。
科学と技術が、今現在、どこまで可能で、逆に不可能なのかということです。
科学と技術は、万能ではないと頭では、理解しているつもりでも、
心のどこかで、万能と思い込んでいる。
現状を正確に理解するということは、大事なことです。
一時期の放射脳ではありませんが、テレビ等で、どこぞやらの
専門家が話す内容だけでは、理解できないと思います。
自分自身で、頭を使い、頭を働かせ、手を動かして、体を動かして、
本当の意味での、放射能を理解する必要があるはずです。
うわべだけでは、分からないことだらけです。
そして、そこから、原発について考えることが大事だと思うのです。
科学のリテラシーが低ければ、どんなものにでも騙されるでしょう。
そこで、私自身が参考にしていった本がいくつかあります。
その一つが、下記の本です。
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科学の現状を、大まかの6つの項目別のまとめたものです。
その中で、地震について触れられており、
はっきりと、地震予測は、現段階では、無理と書いてあります。
ただ、つづけて以下のような内容が続きます。
『重要なのは、地震の研究によって得られた知見を、いったん地震が起こった場合の
防災活動に活かすことである。(中略)
残念ながら、日本では、研究の場と現場との間が大きく乖離しており、学問の横のつながりも弱い。
そのため、せっかくの学問的知識が活かされていない。このような状況を改善することこそ、
地震学を真に活かすことになるのではないだろうか。』
知識は学ぶことも大事ですが、その知識を活かしてこそ、
つまり、人の為に活かすことが大事だと思うのです。
学問の為の学問にならないようにしなければなりません。