コロナ禍での気づきを次に活かすために


あくまでも勘違いしてはいけないのがアフターコロナにおいて、今
までの美容室・美容師の在り方が通用しないということではなくて、
コロナの有無にかかわらず、美容室・美容師の今までの在り方では、
通用しなかったということです。

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その事に関しては、当ブログでは散々指摘してきました。

もちろん、美容室・美容師の在り方が通用しないというならば、美
容メーカー、ディーラーの在り方も通用しません。

直近のエントリーでは「美容ディーラーが“なくなる”始まり」で
説明しています。


美容室は、もはや、ただ出店すればいいだけの時代は、とっくに終
了しました。

以前であれば、ある程度技術を覚えて、ある程度お客がついて、あ
る程度お店の回し方を覚えて、他人から使われるのが嫌になって、
そして、独立する。


そんな独立も確かにアリかもしれませんが、時代の変化が激しくて、
ありきたりの美容室が通用しなくなってしまっています。


これからは、「美容室を“どういう形”で打ち出していくか」を激
しく問われる時代に突入しています



これからは、美容室が「○○の技術が出来る」といったことは、今
まで以上に通用しなくなると思います。

何故ならば、全国に美容室は25万軒以上もあり、そのほとんどすべ
ての美容室で出来る技術は質こそ多少違えど殆ど同じ
だからです。

質の差といっても誤差の範囲でしかありません。

いくら「うちの技術力が高い」といっても、その技術自体に最も大
事な希少性が存在しないので、技術の“質”を売りにしても、差別
化には繋がりません



ましてや、今の美容業界の流行は技術の“安売り”です


今後、美容室が考えるべきは集客であって、お客が「美容室に行き
たい」と思わせるように、“何を”来店する理由になるのかを、い
くつかつくってみて成功するまで試行錯誤を繰り返すしかないと思
います。

黙っていても来店する時代は終わっていて、いかに集客し、いかに
失客を防ぐかを考えない美容室は生き残れません。

ホットペッパーをただ利用すればいいということではなくて、あく
までもあれはツールに過ぎません。

ですから、ツールは使い方次第でなんとでもなります。

但し、使い方(捉え方)を間違えてしまえば、クソの役にも立ちま
せん。


お客には、来店するには来店する理由が必ずあるものです。


お客が美容室に通う理由は、そもそも「キレイになるため


 キレイになりたい
 ・他人よりもよく見られたい
 ・若くなりたい・若くありたい



以上の来店する目的を満たすことが、美容室には求めらます。


本来の来店する目的(「キレイになるため」)、価格、そして、エ
ンタメ要素などを組み合わせて、来店する理由を考え、試行錯誤を
繰り返すしかなさそうです。


後は、シンプルに美容室は、「人をキレイにすること」「人を喜ば
せること
」にどれだけ徹しきれるかだと思います



だからこそ、今回のコロナ禍での衛生管理を見直す機会があったこ
とをどう活かすかだと思うのです。


形だけの衛生管理を見直すのではなく、本来美容室が在るべき姿は
何であるか、美容室にはキレイになるためにお客は来店しているに
も関わらず、その美容室が汚いでは、お話になりません



お店が新しいからキレイでもなく、古いから汚いでもなく、清潔感
に溢れ、多少オシャレで、雰囲気の良い、つまり、誰がどう見ても
納得するお店にしなければなりません。

「どこまでもお客中心である」などと言うつもりは毛頭なくて、そ
こは働く側も働きやすい環境を考えるべきであって、要は、お客も
スタッフも共に納得しうる空間にすべきです。

つまり、バランスの問題


そういえば、コロナ禍でヒマだということで、店内を改装している
美容室もありました。

普段は、仕事に追われていて、「やらなければならない」と頭の片
隅で考えつつ中々出来なかったらしく、時間に余裕があるときに取
り組んだそうです。


そうやって日頃から常に考えていなければ“いざというとき”に行
動を起こすことは難しい、というよりも出来ないでしょう


何故ならば、常に考えて行動していなければ、その“いざとうとき”
気づけないからです



結局は、人間は自分が考えたこと以上の行動は起こさないようにな
っているのです






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