今後のためにも緊急事態宣言の総括を
緊急事態宣言継続中だった北海道と東京、埼玉、千葉、神奈川の計
5都道県が対象から外され、25日、緊急事態宣言が全面解除されま
した。緊急事態宣言は4月7日に、7都府県を対象に初発令してから
49日間で全面解除となりました。コロナ禍収束云々ではなくとも、
これで一つの区切りが出来たのは確かだと思います。
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
「感染拡大防止の基本」発表 全国生営指導センター
以下引用。
全国生活衛生営業指導センターは2020年5月25日、理美容など生活
衛生業種に向け「新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の基本」
(R2年5月)を発表した。
不特定多数の多数の客に接する機会の多い生衛業として、「感染し
ない」「感染させない」「クラスターの発生予防」の観点からまと
めたもので、「毎日の営業で感染防止にしっかり取り組み、従業員、
顧客が安心して利用できる店にしましょう」と呼びかけている。
主なコンテンツは、
・就業前後、施術(接客)前後、清掃前後などこまめな手洗いの励行
・来店された客にも可能な限り手指の消毒をお願いしましょう
・人がよく触れる箇所はこまめに消毒を
・スタッフの日常的な健康状態を確認
・お店の「3密」を改善し、クラスターの発生を予防する
・新型コロナウイルス感染症の陽性者等が判明した場合の対処法
詳細・ダウンロードは、
「新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の基本」(R2年5月)
http://www.seiei.or.jp/kansensho/pdf/R205_LeafletForCorona.pdf
以上引用。
これに対して私は以下のツイートをしました。
新型コロナウイルスが具体的にどれほど恐れるべきものかが総括されていないので、対策云々はコロコロ変わることでしょう。美容室の衛生管理が形だけになったように、今回のコロナでも形で終わらせては意味がない。#美容室
— arusara (@arusara_jp) May 26, 2020
「感染拡大防止の基本」発表 全国生営指導センターhttps://t.co/NXD6wLajBb
『新型コロナウイルスが具体的にどれほど恐れるべきものかが総括
されていないので、対策云々はコロコロ変わることでしょう。美
容室の衛生管理が形だけになったように、今回のコロナでも形で
終わらせては意味がない。』
緊急事態宣言が全面解除されただけですので、コロナ禍が収束した
わけではありません。
収束宣言が出されるのか出されないのかは定かではありませんが、
しばらくは感染症対策をとりながらの生活が続くことでしょう。
長崎市在住の私からすれば、リアルタイム感染者数ゼロの状態でこ
の感染症対策に嫌気が増す毎日ですが、それ以上に「本日の感染者
数」の報告に嫌悪感しかありません。
いつの間に、「感染」にだけスポットが当てられたのでしょうか。
感染者をゼロにすることなど不可能なのに。
実際に、新型コロナウイルス感染症の何が問題で、何が重要なのか
という議論が抜け落ちているのではないかと思う次第です。
緊急事態宣言が解除され、そこはしっかりと検証、総括が必要なは
ずです。
そして、新型コロナウイルス感染症について、具体的に何を恐れる
べきなのかを検証してもらいたいものです。
美容室での衛生管理を見直す機会であったことは事実ですが、美容
室開業での保健所の検査の在り方は見直す必要はないのでしょうか。
すべて、美容室の責任に押しつけている感じがするのは私だけでし
ょうか?
美容師という国家資格。
美容室開業に保健所の検査が必要。
それが何故必要なのかは、今までも感染症対策が必要だったわけで。
で、改めて「美容室に感染症に取り組むように」というのは、なん
だか変だと思いませんか?
これは、美容室に限らず他の業種でも言えることではないでしょう
かね。
これだけ感染症対策が日常的に取り組まれていれば、今期の風邪は
少なかったでしょう(多分)。
インフルエンザはどうだったのでしょうか?
例年に比べて、風邪、インフルエンザはどうだったのでしょうか?
感染者数、死亡率等々。
何故、これ程までに新型コロナウイルス感染症対策が必要だったの
か?
病気は、新型コロナウイルス感染症だけではありません。
新型コロナウイルス感染症にだけ対策をとればいいわけではありま
せん。
私が知りたいのは、「何故、そこまで新型コロナウイルスにこだわ
ったのか?」です。
大阪府知事も緊急事態宣言解除を受けて総括する必要があると発言
されていましたが、「ホントソレ」です。
中室牧子さん 津川友介さん
「原因と結果」の経済学―――データから真実を見抜く思考法
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。

【関連記事】
「美容室の衛生管理以外にも見直すべき課題」
「現代の矛盾」
「美容室の衛生管理を今一度見直してみる機会」
コメント