非常時こそ人を思いやる心を持ちたい


4月12日のエントリー「続 営業継続はリスクとの戦いでしかない
で取り上げた、3月31日に福岡県豊前市内の美容室でクラスター発
生。それ以降は、美容室関連での感染者確認のニュースはなかった
のですが・・・

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北海道・岩見沢の美容室で集団感染 客と従業員計6人

以下引用。


北海道は28日、空知(そらち)地方にある美容業の店舗で女性客
2人の新型コロナウイルスへの感染が確認され、感染者計6人の集
団感染が発生したと発表した。岩見沢市内の美容室とみられる。
道は、道内で19件目のクラスター(感染者集団)の可能性がある
とみている。

道によると、この店では26日時点で女性従業員3人と女性客1人
が陽性と判明。28日は新たに50代と70代の女性客2人の感染
が確認された。従業員3人と客3人の計6人がこの店で感染したと
みられる。

発症後も勤務していた従業員もおり、道は店の顧客らの調査を進め
ている。

この店をめぐっては、28日までに客と従業員の同居家族や職場の
同僚計5人の感染が判明した。

道によると、この店では客に手指消毒やマスクの着用を求めるなど
の感染予防策をとっていたという。

道は「店の顧客を特定できており、不特定多数に注意喚起をする必
要がない」として、店名の公表を控えている。(後略)


以上引用。


これに対して私は以下のツイートをしました。





こういう形で美容室がニュースに取り上げられるのが、ホント気の
毒でなりません。


先日のエントリー「お客の温度差が美容室を苦しめている!?」で
取り上げたばかりでしたが、緊急事態宣言が解除され徐々に客足が
戻り出していたタイミングでの今回のニュースは、ちょっと残念で
なりません。


誰かを責めたところで何も解決するわけではありませんし、感染を
意図的にさせようとしている人などいるわけでもなく(そんな人は
いないと思いたい)。

いくら万全を期しても、感染が出るときは出てしまいます。


感染が出たことはしょうがないにしても、これにより、客足が徐々
に戻り始めた全国の美容室に、また客足が遠のくことを危惧するの
みです。

美容室自体に変なレッテルが貼られないことを祈るばかりです


このニュースを変に利用して、来店するお客が美容室の感染症対策
に“受箱の隅をつつく”ようなまねだけはしてほしくありません


もちろん、日本全国で大騒ぎになっているコロナ禍で、杜撰な感染
症対策をしていたり、ましてや、犬猫放置の美容室は糾弾されるべ
きでしょうが、殆どの美容室が神経を擦り減らし営業をしています


コロナ禍も収束しない、お客も来店しない、休業要請対象外でもあ
り、欲を言えば、国の経済支援策もイマイチ。


その状況下でも必死に営業をしている美容室を私は知っています


マスク着用の接客は当たり前かもしれませんが、美容師の仕事もそ
んなラクなものではなくて、シャンプーは肉体労働ですし、マスク
着用でのシャンプーは呼吸困難とは言い過ぎかもしれませんが、息
も苦しく、体にいいわけがありません


それでも、失客させまい、お客を満足させようと必死に頑張ってい
ます



クラスター発生となった美容室が実際には、どのような営業をして
いたかは知る由もありませんが、風評被害が起こらないことを願う
ばかりです。


平時においても人を思いやる心を持つのは難しいのに、ましてや、
この非常時で持つとなると・・・とんでもない。

とんでもないのですが、このとんでもないときこそ、本来は人を思
いやる心が必要なのかもしれません



これを読んでいる方で美容室に行くようなことがあったら、美容師
さんに「大変ですね」と声をかけてやって下さい


たったその一言で救われるはずですから





山口周さん「ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行
動様式」





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