4月の理美容サービス支出


4月実質消費支出11.1%減、コロナで01年1月以降最大の落ち込み
総務省が5日発表した家計調査によると、4月の消費支出(2人以
上の世帯)は物価変動を除いた実質ベースで前年同月比11.1%減と、
減少幅は消費増税前の駆け込みの反動が表れた2015年3月(10.6%
減)を上回り、比較可能な01年1月以降で最大の落ち込みとなった。
(後略)』ということで、具体的に数字が出ると更に現実を思い知
らされます。

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2020年4月の実質消費は、昨年の消費税増税前の2019年9月と比較
し、▲18.35%。2000年1月比で▲22.2%。

4月の実質消費は消費税増税前と比較し、2割近くの落ち込み


コロナの影響で、理美容支出が大幅減

以下引用。


4月の「家計調査」

新型コロナウイルスの影響で、消費者の理美容サービスへの支払額
(消費金額)が急減した。政府が202年6月5日発表した4月の
「家計調査」によると、前年同月比で理髪料▼25%、パーマネント
代▼50%、カット代▼37%、その他の理美容▼43%と大幅に減少。
理美容店はじめ美容系サロンの多くが経営難に陥っている可能性が
ある。

コロナの影響が出はじめた3月の「家計調査」でも前年度月比で
理髪料:▼20%
パーマネント代:▼26%
カット代:▼15%
その他の理美容:▼12%
と大幅に悪化したが、ウイルス感染が本格化した4月はさらに悪化。

大きく落ち込んあ3月と比べても(前月比)
理髪料:▼15%
パーマネント代:▼38%
カット代:▼35%
その他の理美容:▼43%
と、さらに落ち込んだ。

「家計調査」全体の消費支出の落ち込みは1割ほどなので、理美容
関係の落ち込み巾は大きく、深刻な状況といえる。

一方、ヘアカラー剤の支払いは前年同月比6%、前月比21%と増え
ていることから、理美容店での施術を控え、ホームでセルフで行う
人が増えたのがわかる。


以上引用。


これに対して私は以下のツイートをしました。




4月にホームカラーが増加したとあるけど、そうなると5月の来
 店の殆どがカット中心だったはずで、客数の割に単価が上がらず
 5月も厳しい状況が続いたと思う。何故なら、材料屋も厳しいで
 すから
。』



総務省が6月5日発表した「家計調査」(二人以上の世帯)による
4月の理美容サービス支出は前年同月比▲40%と大幅に減少

コロナの影響が出始めた3月は▲15%


4月が理美容室にとってかなり厳しい状況だったことが数字上でも
明らかになりました。

どれほどの関係性があるかは定かではありませんが、美容メーカー
である我社も、4月から5月中旬までの売上は落ち込みました。

当然ですね、美容室がヒマなのですから。


緊急事態宣言が全面解除されてからは、徐々に材料の注文が戻りは
じめました。


ただ幸いなことに、このコロナ禍という「最悪最低の環境」におい
て、私の周りでは、廃業・倒産の声が聞こえてきません。

政府の経済支援策を上手く活用し、なんとか凌いでいるようです。

第2次補正予算のその後が気になるところですが、雇用調整金拡充、
家賃支援などの話も出ているようなので、こちらも上手く活用しな
がら、なんとかコロナ禍を乗り切りたいものです。





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