何を言うかよりも誰が言うか!?


コロナ禍で様々な分野から所謂専門家が登場しました。テレビでも
ネットでも。その方達の発言から思うのは、ホントピンキリだなと
思いました。例えば、医者。世間的に医者がいうことは、何故か説
得力があったりします。

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どこの大学を卒業していようが、医者は医者です。

医者として確かな実績があれば、どこの大学を卒業していようが関
係はありません。

有名大学を卒業、そして、実績もあるとなると、それだけで発言内
容に対してかなりの信用度合いがあがります。

実績がなく有名大学卒業だけでも発言内容には、ある程度の信用が
あったりします。

何を言いたいのかといえば、発言内容よりも誰が発言するかで信用
するかしないかを決めている人が多いのが実情だと思います



所謂、「何を言うかよりも誰が言うか」ですね


同じような内容を発言しても、世間的に知られている人の発言と、
まったくの無名の方が発言するのでは、響き方が異なります。


コロナ禍で科学的根拠に基づいて発言している無名の人間と、ただ
有名というだけの人間(世間的に知られていてしかも人気があった
りする)の発言があった場合、どちらを信用しますか?



本来であれば科学的根拠に基づいた人間の発言を信用するのでしょ
うが、実際はそうはなっていないと思います。

理論的に論理的に発言を捉える人は少なく、感情的に発言を捉える
人が多い
のだと思います。

その最たるものが、自粛同調圧力なのではないでしょうか?


自粛を他人に強要する人の特徴は、何も科学的根拠がない。

ただただ、感情的に怖いからという理由だけ。


結局は、個々人の科学、医学、薬学、疫学、情報リテラシーの問題
だとは思うのですが、それだけの問題でもなさそうです。


科学を科学として捉える人もいれば、科学を感情で捉える人もいた
りします


科学的に明らかになっている事をいくら説明しても理解出来ない人
は理解出来ません


これは、頭が悪いという問題でもなさそうです。


それこそ、有名大学出の専門家でも頓珍漢な事を言ったりします。


物事を決めたり判断するときは、理屈で決めたり判断する人は少な
くて、多くは感情で決めているのでしょう。


人の心が動くときは、感情で動きます


理屈でいくら説明しても人の心が動くことはありません


営業マンでも美容室でも同じなのですが、お客にセールスを展開す
るときに、いくら理屈で説明しても納得しません。

もちろん、説得も出来ません。


だから、感情的にというか情熱的に話したくもなるのですが、理屈
の通らない自分だけの正論を語られることほど、お客にとって苦痛
なものはありません。

熱弁を振るうなどもってのほか。

これは単に自分に酔っているだけです。


美容室がよくいうのが、「私たちは医者じゃないから(だから、お
客が話を聞いてくれない)」というのがあります



「じゃあ、医者になれよ」と、いつも突っ込みたくなるのですが、
こういう人ほど資格や権威に弱いものです。


発言内容自体を吟味することなく、まさに「誰がいう」のみで判断
してしまいます。


では、誰でもない人間が説得・納得させるにはどうすればいいので
しょうか?



この話は明日に続きます。





セールスにおいて、どんな商品でも売れる人は、他人が考えない位
の深さを考えて、他人が考えない所を考えて、他人が大事にしない
所を大事にする人なのです。

その人と言えば私の中では、我社の社長と、元上司、そして、外部
の人間では、髙田明さんです。


「伝えることから始めよう」




「髙田明と読む世阿弥」





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