知ってる・出来てる・解っている


何も出来ない人の特徴というのが私にはありまして、それは「知っ
たかぶり」をする人です。「知ったかぶり」は、すべての物事に対
してやってしまいます。知ったかぶりとは「知ってる・出来てる・
解っている」のことであり、このような心の状態の人は、私の経験
上何も出来ない人が多いです。

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「知ったかぶり」ですが、これは、出来もしない事を浅い知識で相
手に良く思われようとする行為です。

そして、知ったかぶりをする人は、弱い者にはやたらと威張り、強
い者にはごまをすります


知ったかぶりは、承認欲求の塊のようなもので、とにかく相手に自
分の存在を認めさせようと必死です。


ちなみに、「知ってる・出来てる・解っている」と「知らない・出
来ない・解らない」も同じ意味
です。


一見すると“謙虚そうな人”っていませんか?

謙虚ではなくて“謙虚そう”です。

「自分なんかまだまだですよ」が口癖の人です。


残念なのが、本当にまだまだなのです

何故なら、まだまだの自分に満足していて今の自分以上になるよう
に努力をしようとはしません。


威張ってしまうのも謙虚そうに見せるのも実は、コンプレックスで
あり、自分自身と周りに常に言い訳をしている状態です



非常に不健全であり不健康な心の状態であると言えます。


劣等感と劣等コンプレックスは異なり、劣等感とは主観的なもので
あって他人より劣っていることを感じている状態で、劣等感自体が
悪いものではなく、それをどのように扱っていくかが問題なのです


その証拠に人によっては、劣等感を心のエネルギーに変えて努力す
る人もいます。

厄介なのが劣等コンプレックスであり、出来ない言い訳として使い、
出来ないやらない自分自身を正当化することに使っていきます



このような心の状態では、どんなに素晴らしい事を教わってもモノ
には出来ません。


何も出来ない人が出来るようになるには、どんな事を実践していけ
ばいいのでしょうか?


もうお分かりですね?


言い訳を止めることからスタートするしかありません。

形を形でいくら補っても中身がしっかりしていなければ意味があり
ません。

言い訳をしないという中身があってこそ形が活きていきます


私は趣味でギターを弾いていますが、世の中にはギター演奏上達の
ためのノウハウ本が溢れています。

ノウハウ本をいくら読んでも実際にギターを弾かないことには上達
しません。

弾かないと上達しないと頭では理解していますが、身体というより
も心がいうことを聞いてくれません。


弾いていて、「指が痛い」「指が短い」「どうせ上手くならない」
「才能が無い」等の言い訳が常に頭をよぎります。

このような心の状態でいくら弾いたとしても・・・というよりこの
ような言い訳の心の状態では、そもそもギターを弾くことを止めて
しまいます。

そして、言い訳を止めることをせずに、また新たなノウハウ本やら
YouTubeやらを参考にしてみて、「今度は弾けるかも」なんて思って
やりますが、形をいくら変えても肝心かなめの中身、つまり言い訳
を止めていないので、また弾くことを止めてしまいます。


そして、いつしかギターすら手に取らなくなります。


ギター上達の上手い下手は、中身の問題なのです。


以上は、ギターを例にしていますが、営業という仕事でも同じこと
が言えます。

営業マンでも言い訳をする心グセがある限り、どれだけ優れたセー
ルストークを教わったとしても、それをモノにすることは出来ませ
ん。

セールストークの次は、扱う商品を変えてみる。

形をどれだけ変えようと中身の言い訳を止めない限り営業成績が上
がることはないのです。


中身の例として「言い訳」にスポットを当てて書いてきました。


「知ってる・出来てる・解っている」と「知らない・出来ない・解
らない」は中身(心)なのです



「力(能力)」を身に付けるために、どんな事を実践していけばい
いのかというと、このような中身である心の実践をやるべきなので






「嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え」




「幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えⅡ」





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