美容室継続理由のベスト3
皆さんは、今通われている美容室に何年継続して行かれているでし
ょうか。もちろん人それぞれでしょうが、美容室に通う習慣のある
人であれば、来店頻度は別として、そこまで通うお店を変えないの
ではないでしょうか。
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「最寄」「ネット予約」「料金」がヘアサロン継続理由のベスト3
以下引用。
女性がヘアサロンを継続して利用している理由は、①自宅から近い
②ネット予約ができる③料金がリーズナブル、がベスト3だ(複数
回答)。 ホットペッパービューティーアカデミーの美容センサス
2020上期による。
「最寄」、「ネット予約」、「料金」が継続理由のなかでも頭一つ
抜きん出ている。以下、料金が明確、技術が高い、自分のイメージ
した通りに仕上がりにしてくれる、担当が自分の好みや髪などのク
セをわかっている、予約が取りやすい、スタッフと話しやすい、な
どと続く。
年代による違いがあり、「最寄」と「料金」は60代、50代、1
0代で多い一方、「ネット予約」は20代、30代が他の年代より
多い。
男性も女性と同じ傾向で、①ネット予約②最寄③料金がベスト3だ
った。年代による違いも、女性と同様だった。
男性客も女性客も、高齢者と10代は「最寄」と「料金」、20代、
30代は「ネット予約」がヘアサロン継続のポイントになる
以上引用。
これに対して私は以下のツイートをしました。
美容室の現状をこの答えがすべてを表している。#美容室
— arusara (@arusara_jp) July 1, 2020
「最寄」「ネット予約」「料金」がヘアサロン継続理由のベスト3https://t.co/RN4TfV2iip
『美容室の現状をこの答えがすべてを表している。』
「最寄」「ネット予約」「料金」が美容室継続理由のベスト3
ベスト3に技術に関する事が入っていません。
だからといって技術がどうでもいいわけではないと思います。
何度もいっているように、美容室は技術を競う商売ではありません。
大切なのは身に付けた技術をいかにお客に売る事ができるか。
技術に関しても美容室は、全国に25万軒以上存在しているので、技
術の「質」で差別化することは実質不可能だと思います。
これだけ美容室が多いのに技術の品質がどうだとかは、もはやナン
センスです。
消費者の声として「最寄」「ネット予約」「料金」が、すべてなん
だと痛感します。
以上が最低条件であってその先に技術、そして接客や店内の雰囲気
なのではないかと私は思います。
スマホの登場によって生活スタイルが一変しました。
美容のニーズを満たすことも美容室は当然ながら重要なことなので
すが、それ以上に現代人の生活スタイルに合わせた店舗運営が求め
られていることが今回紹介した記事から伺えます。
美容室のあるべき姿以前の問題として、店舗運営のあるべき姿が消
費者から求められているのではないでしょうか。
例えば、キャッシュレス決済。
6月30日でキャッシュレス決済によるポイント還元措置は終了しま
したが、それでもキャッシュレス決済の便利さに慣れてしまった人
にとっては、ポイント還元措置が終了しようがしまいが、継続して
キャッシュレス決済を行うはずです。
この「慣れ」が非常に重要なのです。
美容室継続来店理由ベスト3とか書いてありますが、私からすると
建前はそうかもしれませんが、本音は、「慣れ」つまり、習慣でた
だ来店しているだけだと思うのです。
こんな事を書いてしまっては身も蓋もないのですが、多くの人間は
習慣で生きています。
とはいえ、強いて言うと(建前)「最寄」「ネット予約」「料金」
だということも非常に重要なことなのは間違いありません。
消費者の建前と本音を上手く捉え、そして生活スタイルに変化を及
ぼすような物事に関しては常に敏感であるべきなのが美容室経営に
限らず、店舗運営には必須条件だと思います。
勿論いうまでも無く、コロナ禍は生活スタイルに変化を大きく影響
を及ぼしています。
感染症対策を施していない店舗が消費者から選択されることはない
ということです。
営業、販売、接客で悩んでいるなら、日本で一番モノを売っていた
であろう髙田明さんの「伝えることから始めよう」を読むことをお
勧めします。
西野亮廣さんの「新・魔法のコンパス」では、「集客」と「失客」
について説かれてあるので、お店を運営されている方は、絶対に読
むべき一冊です。
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