テクノロジーはいつだって味方してくれる


コロナ禍では、元々あったはずのテクノロジーに改めてスポットが
当たり今後は一般化・普及していくものも多いように感じでいます。
例えば、昨年の消費増税を切っ掛けとしたキャッシュレス決済やリ
モートワーク、オンライン会議等で使われているZoomなんかが分
かりやすいでしょうか。

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キャッシュレス決済にしろ、Zoomにしろコロナ禍以前より存在して
いたものです。

環境の変化によって普及が進行したような感じですね。

そてし、美容業界からも以前からあるものだったオートシャンプー
を取り上げている記事がありましたのでご紹介します。


美容室のシャンプーが“全自動”!? 記者が体験

以下引用。


秋田県は人口あたりの美容室の数が全国一の「美容王国」として知
られていますが現場では美容師不足や負担軽減が問題になっている
そうです。

そんななか問題を一気に解決できるというアイテムを導入した美容
室があります。一体どんなものなんでしょうか。

秋田市東通りの美容室、「ビートル」では先月末のリニューアルオ
ープンにあわせて機械が全自動で髪を洗う「オートシャンプー」を
導入しました。

「本来であれば、シャンプーしてくれるスタッフが何人かいるのだ
が」「どの業界も一緒だと思うが、美容業界でも若手スタッフが少
なくなっている現状で補う目的でオートメーション化した」


記者も体験させてもらいました。

記者「うおおっ!おおっ!」
  「水圧で全体を包むように洗ってますね~」
  「いやーすごかった。本当に。」

オートシャンプーを導入したことで美容師の負担はもちろん摩擦に
よる髪や頭皮への負担も減るといい、さらには「新しい生活様式」
にも対応できるようになったといいます。

「今、コロナ禍でソーシャルディスタンスが欠かせないものになっ
てますので」
「うちの(横に立って洗う)サイドシャンプーというのはどうして
も顔が近くなってしまいますので」
「オートシャンプーに関しては手放しというか、スタッフがスター
トボタンを押すとその場から離れられる」
「お客様との距離を保てるというのが最大のメリットかと思います」

店が導入したオートシャンプーは髪の長さによってコースが選べる
ほか水圧や水温なども好みによって調整できます。


以上引用。


これに対して私は以下のツイートをしました。




2008年頃から展開しだしたヘアカラー専門店では、最初からオー
 トシャンプーを導入していた。コロナ云々は関係なくて美容師が
 手を動かさないと仕事をしてないという錯覚から導入が今頃にな
 った感じ
。』




オートシャンプーは、ヘアカラー専門店が導入する以前からも存在
していました。

ヘアカラー専門店がオートシャンプーを導入する最大のメリットは、
生産性の向上
です。

シャンプーしている時間に別のお客を対応できるからです。

低料金であるヘアカラー専門店では、何人のお客を“こなせるか”
が最大のポイントです。

ヘアカラー専門店は早染めを謳っていますが、カラー剤を塗布する
時間自体は一般の美容室と大差はありません


カラー剤塗布する時間だけが接客を受けている時間で、後は、オー
トシャンプー、仕上げはセルフブローとなっているので体感時間が
短いと感じるのが、お客にとっては魅力
なのかなと個人的には見て
います。

カラー剤塗布すら機械で出来るようになるとAmazon Goの無人コ
ンビニではありませんが、無人ヘアカラー専門店の登場となるわけ
ですね!?


シャンプー自体も美容師の仕事の一つでしたがオートシャンプーの
登場によりわざわざ人がやる必要性がなくなりました。


機械化・自動化は最初こそ抵抗がありますが、いざ導入してみると
便利さに直ぐに気づき、何故もっと早く導入しなかったのかと、殆
どの人が思うのもです


私からすると、美容業界ではその典型的な例がオートシャンプーだ
と思っております。


早く全店舗が導入すればいいのに、と思っているくらいです。

何も人がやるシャンプーが無くなるとも思っていません。

要は、差別化できるはずなのです。


シャンプーを人にやってもらいたい人と機械で構わない人というよ
うにお客側の選択が可能となります



そういえば以前ある美容室でオートシャンプーを導入する際にスタ
ッフから相当に反発があったことを聞きました。

やはりシャンプーは人間の手で行うものだという主張があり、自分
のシャンプーには自信と誇りがあると言われたそうです。


もちろん技術者としての意地と誇りは理解できます。

しかし、選択するのはあくまでも消費者です。


そのお店では、オートシャンプー導入を機会に、カットコースを見
直したそうです。

人の手によるシャンプー込みでカットを3980円。

オートシャンプーとカットを2980円。


どうなったかというと、圧倒的にオートシャンプーを選ばれたそう
です。


シャンプーからスタッフの手が離れることが可能となり、オートシ
ャンプーの設定時間を15分にすることで、新しく別のお客を対応で
きるようになり、一日当たりの対応できる客数が増加し、当然売上
も上がったとのことでした。


新しい物事・テクノロジーには、最初こそ殆どの人間が懐疑的です
が、その後はその便利さに気づくということが歴史的に物語ってい
るように思います



私は、こういった背景があるからこそ今後の美容室の在り方を見直
すべきであると主張しているわけです



コミュニティ・コミュニケーション・ブランド」を意識出来ない
美容室はこれからの時代を生き残るのは厳しい
ものとなるはずです。

もちろんそこには、オートシャンプーや予約サイトといった便利な
モノをドンドン導入しながらです。


そうすることで、美容室は、対お客にのみ集中することができる
ういになるのです。


とくに一人でやっている美容室では雑用が多すぎます。

逆にいうと、テクノロジーの進歩で益々一人でも美容室の売上を上
げれるようになっていくことも十分に可能
だということです。





「コミュニティとは?コミュニティの作り方とは?」

「モノが売れない時代はコミュニティでモノを売る?」

「まだ誰も知らないファンコミュニティの作り方」


こんな疑問を持たれたならば以下の三冊は必読です!


佐渡島庸平さん「WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE. 」




前田裕二さん「人生の勝算」




西野亮廣さん「革命のファンファーレ 現代のお金と広告」






これからの仕事のあるべき姿はテクノロジーの進歩が左右するとい
っても過言ではありません。ということで以下の三冊がお薦めです。


望月智之さん「2025年、人は「買い物」をしなくなる」




山本康正さん「次のテクノロジーで世界はどう変わるのか」




加谷珪一さん「ポスト新産業革命 「人口減少」×「AI」が変える
経済と仕事の教科書」





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