在庫不要の店販サイトについて


今では美容ディーラーが大手の美容メーカーを複数取り扱うことは
珍しいことでなく、むしろ当たり前なのではないかと思います。以
前はそんなことはなく取り扱う美容メーカーは限定的でした。時代
性といってしまえばそれまでですが、もはやメーカー、ディーラー
という棲み分けのできる状況ではなくなってしまっています。

人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




スタイラーズ 在庫不要の店販サイトがオープン

以下引用。


理美容店にとって店販は収益面で魅力があるものの在庫管理が面倒。
そんな面倒を解消したメーカー直送のサロン店販サイトが2020年7
月1日オープンした。メーカー直販システム「STYLERS」(スタイ
ラーズ)。

オープン時点での掲載ブランドは「product」と「inborn」
(STYLERS限定販売)と少ないが、同社では掲載ブランドを拡充さ
せたい、としている。


美容サロン店販商品をメーカーとの直接契約し、商品をお客さまに
直送することにより、正規の商品を、公正な価格、公正なルートで
お客さまの手元に届ける、という。

美容サロン、美容師のメリットとして
・在庫リスクなしで店販を開始できる
・導入コスト・ランニングコストが一切ない
・サロンECを展開するような手間も一切ない
販売額に応じて手数料を還元する。
美容サロン、美容師の登録は無料。

「STYLERS」(スタイラーズ)ECサイト
https://stylers.co.jp/


以上引用。

これに対して私は以下のツイートをしました。




形を変えた美容ディーラーでしょうか。小規模メーカーならば直
 接消費者に販売する時代かと思うけども。大手美容メーカーもス
 モールマス戦略を進めているというのに
。』




美容室の材料仕入れは、美容ディーラーを通すことが一般的だと思
います。

しかし、情報につながるスマホの時代では、直接美容メーカーの商
品を調べることが可能となり、美容室側もディーラーを通さずに、
自分の気になる商品を扱うことが可能です。

わざわざ美容ディーラーの営業マンに聞かずとも、ネット上に商品
に関する情報が詳しく公開されています。


今後あるゆる企業がサービス業になるといわれています


美容ディーラーにしろ美容メーカーにしろ営業マンを使った営業戦
略が通用しなくなっています



ネット上で自分の好きなタイミングでモノ・サービスを購入するこ
とがスマホを持っていれば誰でも可能です。

時代の流れを考えれば、今回紹介した「スタイラーズ」の登場はむ
しろ遅すぎるくらいでしょう。

良くも悪くもコロナ禍が登場の切っ掛けになったのだろうと思いま
す。

ただ「スタイラーズ」のサービス内容は、消費者からも美容室側か
らも回りくどいような感じが否めません。


取り扱いブランド数は今後増加するとは思うのですが、やはり商品
を商品としてネット上で販売するだけならAmazonに勝ち目はない
かと思います


限定品という希少性で攻めていくことが予想されますが、いま一つ
パンチに欠けるかなと・・・





望月智之さん「2025年、人は「買い物」をしなくなる」




山本康正さん「次のテクノロジーで世界はどう変わるのか」





人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




【関連記事】
美容ディーラーが“なくなる”始まり

美容メーカーの在り方

ある美容室専売品がネット販売を開始して思うこと

コメント

非公開コメント