弱り目に祟り目と嘆いたところで


依然としてコロナ禍であり、忘れてはいけないのが日本は自然災害
大国でもあります。とにかく雨、というか大雨が降りやまず、各地
で甚大な被害が出ています。昨年10月の消費増税以降、ただでさえ
落ち込んでいた経済ですが、そこにコロナ禍。そして災害・・・ち
ょっときつすぎます。

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5月実質消費支出16.2%減、01年以降で最大の落ち込み-コロナ影響

以下引用。


総務省が7日発表した家計調査によると、5月の消費支出(2人以
上の世帯)は物価変動を除いた実質ベースで前年同月比16.2%減と、
減少幅は前月(11.1%減)を上回り、比較可能な2001年1月以降で
最大の落ち込みとなった。

減少は8カ月連続で、これは16年3月から15カ月連続の減少以来の
長さ。新型コロナウイルス感染拡大による社会経済活動への影響が
続く中、教養娯楽や被服および履物などの落ち込みが目立った。総
務省は発表資料で、「休校や在宅勤務の広がりによる巣ごもり需要
や、外出自粛による影響などがうかがえる」と説明している。


以上引用。


これに対して私は以下のツイートをしました。




減少は8カ月連続。昨年10月からの消費増税の影響は?』

8ヶ月前はちょうと2019年10月ですね。

昨年の10月から連続して消費支出が減少しているようですが、どう
やら消費増税の影響という文言は完全に消されたようですね。

というか消費増税の影響はなかったことにしたいのでしょうか?


まあ、それはいいとして消費支出を美容業界にスポットを当てると
どうなるのでしょうか。

理美容系への支出、大幅改善 5月の『家計調査』

以下引用。


新型コロナウイルスの影響で4月は前年同月比マイナス40%と落ち
込んだ理美容系への支出だが、5月はマイナス12%にとどまり、28
ポイントと大幅に改善した。総務省が2020年7月7日発表した5月
の『家計調査』(二人以上の世帯)による。

5月の理髪料、パーマネント代、カット代、その他の理美容料金を
合わせた理美容系支出は前年同月比マイナス12%だった。前月はマ
イナス40%だったので、28ポイントと大幅に改善した。

(中略)

前年同月比では、理髪料、パーマネント代、カット代、その他の理
美容料金いづれもマイナスだが、前月比はいづれもプラスに転じた。
理美容サービス計で145%と大きく改善、とくにパーマネント代、
カット代は150%を超えた。

緊急事態宣言は5月14日に39県で解除、同25日には全国で解除され
たが、外出自粛が影響し、消費支出全体では前年同月比マイナス
16%、前月比マイナス6%と4月より一段と悪化した。そんななか
で、理美容系は前月比で大きく回復した。必要性の高さと、外出自
粛で時間に余裕ができ近隣のサロンを利用した可能性が考えられる。
6月はさらに回復するものと期待される。


外出自粛とマスク着用で、口紅はマイナス67%

参考までにヘアカラー剤への支出は前年同月比プラス10%で、ホー
ムでヘアカラーをした消費者がやや増えたようだ。逆に口紅は同マ
イナス67%だった。外出自粛とマスクの着用で、口紅を塗らない女
性が急増したためと思われる。


以上引用。

これに対して私は以下のツイートをしました。




大幅改善の言葉は適切ではない件。』


4月は前年同月比マイナス40%
5月は前年同月比マイナス12%


そして、5月は「大幅改善」という見出しはどうみても適切ではな
いでしょ!?


とはいえ6月は更に回復が期待されると記事にありましたが、これ
は実際そうだと思います。

それはそのはずで、早いところで3月からコロナ禍の影響が出てき
ている美容室もありましたし、多くは4月5月、とくに4月が相当
に悪かったはずです。

というか、統計的にもそうなっているようです。


何を言いたいのかといえば、3月から5月まで美容室を我慢してい
た方々が5月の緊急事態宣言が解除されてから一斉に来店しだして、
その流れが6月中は続いたのです


そして、7月。

キャッシュレス決済ポイント還元措置も終了し、コロナ禍も収まら
ず、そして、この大雨。

「弱り目に祟り目」とはよくいったもので、悪いことが続くときは
続くものです。


コロナ禍にしろ災害にしろ予測不能ですし、現実は不安定で不確実
なことばかりです


VUCA化
「V=Volatile(不安点)、U=Uncertain(不確実)、
 C=Complex(複雑)、A=Ambiguous(曖昧)」
とはよくいったもので、誰もが考えもしなかったことがこれからも
起こることでしょう



もちろんどんな状況が起こるかは誰にも分らないのですが、そこで
「準備する(備え)」という考えも当然大切です


しかし、それ以上にどんな状況になろうとも臨機応変に対応できる
ような心構えがより重要
だと思う次第です。

そして、その心構えは日々の備えという名の「勉強」から得られる
ものであることは言うまでもありません






山口周さん「ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行
動様式」




堀江貴文さん「スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行
動スキル」





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