コロナ禍の空気感を利用する!?


東京の比ではありませんが、長崎市では院内感染により、どうやら
クラスターとやらが発生したようで新型コロナウイルス感染者が相
次いで確認されています。ここにきて全国的に感染者が確認されて
いるので、まさかの緊急事態宣言再発令が有り得るのでしょうか?

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緊急事態宣言再発令の有無は分かりませんが、世の中の空気感とし
ては、自粛に傾きそうです。

政府が自粛要請を出すまでもなく本当の意味の自粛ですね。


私の見解としては、コロナ禍がそう簡単に収束するなど初めから考
えていませんでした。

実際のところ、新型コロナウイルス感染症がどの程度の疫病なのか
が未だに不明確というか不明瞭な点が多すぎます。


感染しても重症化している数は少ないことや多くが無症状であった
としても、今の日本では「感染しない」こと「感染者を出さない」
ことが正義になっています



非常に厄介な状況です


とはいえ現実問題として世の中を支配するのは空気感です

私個人がいくら「新型コロナウイルス云々」をどれだけ訴えたとし
ても意味がありません。


大多数の意見は、「新型コロナウイルスイコール恐怖」というか、
「感染イコール恐怖」といったところでしょうか。

しかも、感染者がゼロになると思い込んでいる人も思っている以上
に少なくないと思います。


コロナ禍になってからの変化は、どれだけ嫌だからといってもすべ
てを拒絶することは出来ません。

最初は受け入れないようにしても、いずれその中に取り込まれてい
くことになるでしょう。

良くも悪くも、その変化がやがて、生活の中で当たり前になる可能
性が極めて高いような気がしています。


ならばその状況に抗っていては取り残されるだけですし、世の中の
ゼロリスクの流れに完全に身を任せてしまうのも危険が多すぎます



つまり、いつも書いていますが、変化には変化で対応する」しか
ないのです



世の中の空気感にいくら一人の人間がいくら逆らおうとしても無駄
です。

いずれこの過剰すぎる自粛や「新しい生活様式」が過去のものとな
って笑える日がくると信じておりますが、それが“いつ”になるの
かは誰にもわかりません(もっといえばならないかもしれないし)。



50年に一度、100年に一度の大雨が毎年起きている現在の日本です
が、そこでインフラ整備、治水対策が取り上げられています。

「本来ならばどうすべきか」は実は多くの識者は気づいているので
すが、それこそ世の中の空気感として公共事業イコール悪または無
駄であるという認識が支配している以上は、その空気感が変わらな
い限り今後もインフラ整備がなされることはないでしょう



空気感を変えことなど個人の力ではどうしようもありません。

今の日本では、災害危険地域に住まないという選択肢しか自ずと残
されていないような気がしています



コロナ禍もこの状況に非常に似ているというのが私の見解です


私が思うに長崎市ではしばらくは、自粛ムードが高まるのではない
かと。

そうなると店舗ビジネスはまた苦境に立たされることになります。

私の商売相手である美容室が心配でなりません


コロナ禍が起きてなくても今後の店舗ビジネスは、テクノロジーの
進歩でわざわざ人間がやる必要がなくなります。

美容室といったサービス業は多少ましですが、今後は「わざわざ行
く価値のある店舗
」が生き残ることになります


この大きな流れが変わることはありませんが、流れのスピードが、
ちょっと速くなったのは事実です。


そして、美容室に限って考えていくと、「わざわざ行く価値のある
店舗」を目指すのは当然として、今まで以上の衛生管理が求められ
るよになる
はずです。


美容室は、「美容」を販売しています


形だけの衛生管理ではなくて美容を売るに値する「空間」を提供す
ることがコロナ禍ではとくに求められます


空間もそうですが美容を販売している美容師にもそれは言えます。


以前紹介した工場管理の5Sを覚えているでしょうか?


工場管理の基本5S

 「整理整頓清掃清潔(しつけ)」



以上の言葉を知らない人の方が少ないと思います。

しかし、それを実践し徹底しているは一握りの人間なのです。


形だけのドアの解放、形だけの手指消毒、形だけの空気清浄機、形
だけのマスク着用。

すべての形を実践しているのにも関わらず美容室という空間を改め
てみたとき、イマイチな美容室が多いことに気づく今日この頃の私
です






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