ロボット・ヘアカット・マシーン


デジタル化によってイノベーションがスタートした例でわかりやす
いのは「写真」です。フィルムで撮影して現像し紙焼きで保存され
ていた写真は、あるときからデジタルデータとなりました。その瞬
間からフィルムや紙という物質的な制約から解き放たれたわけです。

人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




写真がデジタル化した当初、それが主流になると考えた人は、当時
あまり多くはなかったでしょう。

市場に出回り始めたデジカメを見て、「こんなものでは本格的な写
真は撮れない」「オモチャみたいなものだ」と思い、むしろアナロ
グ写真のすばらしさを改めて認識した人たちも大勢いたはずです。


そんなオモチャみたいなものが知らず知らずのうちに進化を遂げて、
いつの間にか誰もが使うようになりました



そして、デジタルカメラの普及によってフィルムを使う従来のカメ
ラは消えました。

次の瞬間には、そのデジタルカメラも姿を消し、スマートフォンで
使うアプリの一つになってしまいました



流石に、スマートフォンのアプリの一つにはならないにしても、美
容室の仕事が機械化・自動化される日もそう遠くはないのかもしれ
ません!?

そんな事を考えてしまうような以下の記事をどうぞ。


ロボット・ヘアカット・マシーン 高い完成度

以下引用。


いままでのロボット・ヘアカット・マシーンより格段に進歩したマ
シーンが開発され、YouTubeに公開されている。
「I made a robot to cut my hair with scissors」(YouTube)。

ロボット・ヘアカット・マシーンは10年以上も前から作られている
が、恐怖のマシーンというのが正直な評価。利用価値としては罰ゲ
ームぐらい。
今回、公開されたマシーンは、吸引ノズルで毛束を引き出し、ツイ
ンのコームで毛束を固定しカットする。しかも、撮影機能があり画
像データでカット位置を確認してカットするので、お望みのヘアス
タイルを選ぶことができる。


動画では開発の苦心から、製作者が実際にマシーンでヘアカットを
行っているところを紹介している(写真)。仕上がりもまずます。
鋏の切れ味は悪そうだったが、近い将来、小型化できれば実用化さ
れる可能性がある。

米国では、すでにロボカットというマシーンが製品化され販売され
てるが、これは毛束を吸引しながら手動で動かしカットする道具。
今回の新型コロナでかなり売れたというが、「I made a robot
to cut my hair with scissors」のマシーンは、理美容師の仕事を
奪いかねない完成度がある。

I made a robot to cut my hair with scissors /YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=7zBrbdU_y0s


以上引用。


これに対して私は以下のツイートをしました。




良くも悪くもコロナで進歩を加速させている。』


美容室のようなサービス業は、機械化・自動化の代替は難しいとい
われておりますが、紹介したヘアカット・マシーンを見るとそうで
もないのかもしれません。

人によっては笑ってしまうくらいのクオリティーかもしれませんが、
最初のデジカメの登場がそうであったように、技術進歩速度は飛躍
です



気づいたときには、完成していたみたいな・・・


先程、「スマートフォンのアプリの一つにはならないにしても」と
書きましたが、既にARの技術を活用して、化粧品を試したり、自
分の好みのヘアカラーを選べたりしています


これが、カットに関しても、自分の顔をスマホに認証してもらい、
似合うヘアスタイルを選べるようになるのは時間の問題なのかもし
れません(もしかしたらもうあるのでしょうか?)。


コロナ禍で人と人との接触を避ける行動をとるようになっています。

美容室のように長時間密接に触れ合うサービスを避けたくなるのも
当然の流れでしょう。

コロナ禍によってヘアカット・マシーンの進化を加速させているの
は事実だと思います。


いつ頃日本で登場するのでしょうか?

とはいえ、日本人のヘアカット技術は、相当にレベルが高いことも
合わせて書いておきます






齋藤和紀さん「シンギュラリティ・ビジネス AI時代に勝ち残る
企業と人の条件」





人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




【関連記事】
テクノロジーはいつだって味方してくれる

美容・化粧品業界のパーソナライズ化

美容室の仕事は常に狙われている

コメント

非公開コメント