自分の「力」の無さを自覚できるかどうか


昨日のエントリーでは、「他人から見たときに自分がどのように見
えるか」ということで、他人から嫌われなようにするとか、他人か
ら好かれるように日頃から取り組むことが大切であるといいました。
しかもその積み重ねがこのコロナ禍でも美容室の売上にも大きく影
響を与えているのです。

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さて、「他人から見たときに自分がどのように見えるか」について
ですが、「知ったかぶり」をする人が皆さんの周りにもいると思い
ます。


これは「言い訳する人」にも共通する話なのですが、そもそも言い
訳にしても、知ったかぶりにしても、本人自体は、その自覚がない
という極めて厄介な事実
があります



そうなんです、本人は無自覚なのです。

もし自覚していればちょっとは修正しているかもです。


残念ながら無自覚で言い訳することや知ったかぶりすることで周り
に与えている自分の印象に気づいていません


美容室の場合だとこれって致命傷になりかねません。


何故なら、シンプルにお客から嫌われるからです。

もちろん、その先は失客となります。

恐ろしいことに、当の本人は、好かれようとして意識的にも無意識
的にも「知ったかぶり」をやってしまっています



知ったかぶりとは、知識で相手がついてくると思っている人です。

ところが、自分より遥かに知っている人にはゴマをすってきます。


知ったかぶりをする人の特徴として、「やたらと威張る」「ゴマを
する」というものがあります


しかも、何事も深くやろうとは思わない、といよりもそもそもそん
な根気もありません。

口では、色々と言ってきますが、いざ実際にさせてみると何も出来
なかったりします


口癖としては、「〇〇さんが知り合いで・・・」「〇〇さん知って
いますか?(私は知り合いなんですが)」というよいに、知名度の
あるような人の傘を利用してトークをかましてきます。


面白いことに、自分自身の事は一切語らない。

自分自身の事を語るのは、過去の自慢話ばかり。


とにかく、他人よりも有利に立ちたいのでしょう。


ちなみに、私が知ったかぶりの人の黙らせる方法として使っていた
のは、「今現在とこれからどうするのか」という具体的な内容を聞
いていました


「それでは、これから美容室の売上を上げるために今どんなことに
取り組んでいてい、そしてどこまで進んでいて・・・」という感じ
です。



結局は、知ったかぶりをする人は、他人を認めきれないのかもしれ
ません。

意味するところは、自分が自分を認めきれないのです


自分の今立っている位置(実力)を正確に捉えることができなけれ
ば、何も努力なんてするはずもありません。


受験生が試験のテスト結果を見て、自分の進学したい大学や高校と
の“ひらき”を認めきれなければ、受かるために勉強しようとは思
わないでしょう?


そのひらきを認め、数学が弱いなら数学を強化、英語が弱いなら英
語を強化していくものです。


自分の「力」のなさを認めきれなければ努力なんてしません。

自分の力を認めきれない人こそが、「力」のない人でもあるのです


認めてしまえば、逆にいうとこれほどラクなものもありません





山口周さん「世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?経営
における「アート」と「サイエンス」」




前田裕二さん「メモの魔力」





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