今さら書くのも気が引ける美容業界の現実
美容室の総売上は2008年をピークに緩やかに減少傾向にあります。
その反面、昨年美容室の総軒数は25万軒を超えました。皮肉なこと
に減少する総売上を増加する店舗数で奪い合っているのが、現在の
美容室です。
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10年以内に92%が離職…年収300万、美容業界の残酷な現実
以下引用。
「トップスタイリスト」に憧れ、美容学校を卒業した若手美容師を
待ち受けているのは、低い年収と長時間労働により、家庭を持つこ
ともままならない現実です。そのため、理想とのギャップに苦しん
で、美容師を辞めてしまう人があとを絶ちません。本連載では、名
古屋を中心に100店舗以上のヘアサロンを展開する、コムズグルー
プ代表の田中房五郎氏の著書『THE CAREER BOOK OF HAIRSTYLIST
ヘアスタイリストのキャリアブック』から一部を抜粋し、解説します。
なぜ美容師として成功するのが難しいのか
「美容師になりたい!」と美容専門学校へ入学し、美容師免許を取
得する人は、毎年2万人ほどいます。美容師になりたい理由は、
「おしゃれでかっこいい仕事だから」「クリエイティブな力が発揮
できるから」「人を喜ばせたい」「トップヘアスタイリストに憧れ
て」などさまざまで、誰もが夢を持って美容師を目指します。
技術を身に付け、お客様から指名されるようになり、自分の店を持
つまでになる。そして店が繁盛すれば、美容師として成功している
と言えるでしょう。
しかし、誰もがキラキラ輝く美容師になれるわけではありません。
多くの美容師は低い年収と長時間労働に耐え続けています。そのた
め、多くの美容師が夢を捨て辞めてしまうのです。なぜ美容師とし
て成功するのが難しいのか。まずは業界特有のシステムと合わせて、
美容師の“リアル”を覗いてみましょう。(後略)
以上引用。
これに対して私は以下のツイートをしました。
誰でも資格が取れるし、何よりも代替可能。資格を取得してから他人と違う何を出来るか(価値の創造と提供)、ということです。#美容室#美容師https://t.co/5nrQH4llP2
— arusara (@arusara_jp) July 25, 2020
『誰でも資格が取れるし、何よりも代替可能。資格を取得してから
他人と違う何を出来るか(価値の創造と提供)ということです。』
現在の美容室を大きく分けると、低料金大型チェーン店と一般の個
人経営美容室になります。
低料金チェーン店は、ヘアカラー専門店、メンテナンスサロン、大
衆サロン、カット専門店と多岐に渡ります。
個人経営美容室と書きましたが、その中にはもちろん企業サロンも
あると考えてもらって構いません。
とはいえ、美容業界の大きな流れとしては、技術の安売りに他なり
ません。
美容師の働くスタイルとして、フリーランス、シェアサロンといっ
たものが最近では取り上げる機会も多くなりました。
しかも、7月19日のエントリー「特区でなく全国で外国人理美容師
解禁!?」でも取り上げたように、外国人理美容師が日本国内で働
く日もそう遠くないのではないでしょうか。
そうなると、低料金大型チェーン店、とくにヘアカラー専門店では、
外国人理美容師は重宝されると私は予想しております。
美容業界が厳しいというのは、つまり所得の面。
所得が上がりにくいのは、ズバリ誰でも出来てしまう業界となって
いるからです。
それを象徴するものが、私に言わせると美容師免許というわけです。
しかも、免許を持っている人はどんどん増え続けています。
そして忘れてならないのは、免許保有者は代替可能。
免許取得率が極めて低く、しかも世の中に必要とされるものならば、
その免許・資格といったものに大きな価値がありますが、さて、美
容師免許の価値は一体どれほどのものでしょうか?
大事な事は、免許を取得したならばその免許を使って、他人と違う
何を出来るか、ということです。
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『7つの習慣』(「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」)
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