当たり前の心が濃ゆくなるのは?


俗に言う「誰もやりたがらない仕事」は、誰もが敬遠するでしょう。
しかし、不思議なことに免許や資格が必要な仕事は、それさえ取得
することが出来たならば、「誰でも出来る仕事」となるのですが、
意外な程に資格や免許が必要な仕事をやりたがる人も多いように思
います。

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堀江貴文さん曰く『氾濫する資格は、金儲けをしたい者の利権を守
る仕組み』
であることにも気づかずに、今も「誰でも出来る仕事」
のために資格を取得する人が多くいるのだということです。


「遊ぶが勝ち!」





もちろん、免許や資格取得の合格率の差によっては、誰でも出来る
仕事と呼べるかどうかは変わってくるとは思います。

誰でも出来る仕事とは、質を高めたり付加価値をつけたりするのが
難しく、必然的に「量」で勝負するしかありません


結果、長時間労働に従事し、資本家たちにいいよいうに搾取されて
いくのです。

しかしながら、所詮は人の働き方なので働くその人間が決めるわけ
ですから、私がわざわざ口を出すことなど必要ではありません。


ここからは、前日のエントリーの“続き”のような内容となってし
まうのですが、美容室で働くためには美容師免許が必要です。

ちなみに、美容室を経営するだけなら免許は必要ありません。


今では、美容師の数も50万人を超えており、美容室の数も全国に25
万軒以上も存在します。

美容師は、「誰でも出来る仕事」なわけですから、技術の「質」の
勝負ではなく、どれだけの数を単位時間にこなせるかという「量」
の勝負となっています


それを象徴するのが、技術の安売りなわけです


美容室の技術自体に価値をお客が感じることができないのですから、
これは仕方がないのです。

多くの人が美容室を「行く価値のある店舗」ではなく「仕方なく行
く店舗」ぐらいにしか思っていない
と思います。


30年以上前のパーマのニーズが絶大であり、美容師・美容室の数も
限定的、更にはスマホの無い時代ならば話は変わりますが、今とい
う時代では、もはや美容師・美容室の在り方が時代に適応していま
せん。

コロナ禍が炙り出したことに「わざわざ行く価値のある店舗」だっ
たのかどうか、があると思います


お客にとって何をもって「行く価値のある店舗」なのかは、それこ
そお客のみぞ知るですが、技術力、店舗の雰囲気は当然として、美
容師の人柄が大きく影響することは確かだと思います



コロナ禍は、今まで極々当たり前とされていたことが当たり前では
なくなりました。

お客が来店することが、いかに当たり前ではないのかということを
思い知らされたお店も多いことでしょう。


「ご来店頂きありがとうございます」という言葉が形だけにならな
いようにするには、おかげさま”という心が大切なのではないか
と思うのです。

それが薄れていけばいくほどに当たり前の心が濃ゆくなっていくの
だと思います



私自身も他人のことなどいえたものではありませんが、自分の戒め
の意味も込めて今回はこのような内容を書いてみました。

たった一日の中に「自分は当たり前になっていないだろうか?」と
一秒でも考えることが出来ない自分であることを知らなければなら
ないと思います。


まずは、意識を変えていくことからです。


そして、今までの人付き合いの在り方でよかったのかを改めていこ
うと思います。

私がいうところの人付き合いとは、営業そのものにほかなりません。





志村史夫さん「日本人の誇り「武士道」の教え」





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