コロナ禍を読み解く因の存在に気づいているのか?
常に問題意識を持つことは大切なことだと思います。しかしながら、
ただ考えているだけでは、迷っていくばかりです。何故なら、実際
のところ疑問を持ったとして、そこを解明していくには、考えを深
める因の存在がなければ考えても答えは一生見つけられません。
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
ですから、因の存在、例えばそれが、科学の自然法則の類ならば、
その理屈の一つ一つをちゃんと理解というものを同時にやらなけれ
ば、ただただ苦悩が増すばかりです。
一言で言うと、リテラシーということなのでしょう。
私も美容室で勉強会をやっておりまして、毛髪科学、化学薬品を取
り扱います。
毛髪科学にしろ化学薬品にしろ、それを理解するには、最低限の基
礎知識・教養は必ず必要です。
頓珍漢な質問をぶつけてくる美容室に限って、高校の化学・物理の
教科書すら読めない人ばかりです。
これは、何もバカにしているとかではなく、あくまでも事実であっ
て、基礎知識・教養を身に付けていなければ、世の中の物事を理解
することもできません。
理解すべき事を理解することを避けているのですから、答えが出る
はずもなく、ただひたすら苦悩というか悶々としてしまうのです。
解らないならば解かろうと努力しなければなりません。
世の中は、まだまだコロナ禍です。
美容室を営業で回っていても、4月5月の時期の戦々恐々とした感
じと比べると、普段に近いものを感じます。
とはいえ、「うちのお店からは感染者は出したくない」というのが
本音ではあるものの、同時に美容室のオーナーも長引く状況に、ど
こか嫌気がさしています。
「一体コロナは、いつまで続くの?」
これに対する答えは人それぞれに違うでしょうし、まさに神のみぞ
知るです。
このようなことでも、日頃から「問題意識を持つ」ことを心掛けて
おけば行動は違ったものとなります。
大雑把になってしまうのですが、「新型コロナウイルス感染症」に
纏わる事をどこまで把握しているのかが重要なのです。
例えばですが、新型コロナウイルス感染症が「指定感染症」である
ことすらも知らない人も多いのではないでしょうか!?
ならば、指定感染症がどういう位置づけなのか、という疑問が必ず
くるはずです。
それを一つ一つ縺れた糸をとくように整理し理解していくと、今現
在、何が問題で、何が重要なのか、というものがおぼろげならが見
えてきます。
今後、新型コロナウイルス感染症の指定感染症の位置付けが見直さ
れるわけです。
実際に、感染者拡大も注意が必要ですが、やはり死亡率が今以上に
問題視されるべきです。
コロナ禍になってから、「正しく怖がる」なんて表現をよく耳にし
ましたが、ハッキリ言って無理な話です。
何故なら、人それぞれにリテラシーの程度が違い過ぎるからです。
皮肉ですが、「正しく怖がる」ことが出来なかった結果が以下の状
況を招いたのかなと思う次第です。
GDP改定値、年率28.1%減
4~6月、悪化幅拡大
コロナ関連倒産、500件に
飲食店、ホテルが目立つ
コロナ解雇、5万2千人超に増加
約77%が非正規労働者
7月の残業代、16.6%減
厚労省「依然コロナの影響続く」
上記を見て、もはや乾いた笑いしか出てきません。
ですが、これも現実であり事実です。
ただ一つ確実に言えることは、コロナ禍では、「何も手を打たなけ
れば終わってしまう」ということ。
事実を受け止め、今を基準にしてどうすべきかを自分の頭で考えて
行動に移していくしか道はないと思います。
コロナを取り巻く状況を理解する努力を怠れば、不平・不満と言い
訳だけで終わってしまいます。
「カラー図解 EURO版 バイオテクノロジーの教科書(上)」
「カラー図解 EURO版 バイオテクノロジーの教科書(下)」
武村政春さん「ヒトがいまあるのはウイルスのおかげ」
人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。
【関連記事】
「コロナ禍で把握すべきは何か?」
「続 コロナ禍で把握すべきは何か?」
「コロナ禍を言い訳にしたツケは誰が取るのか」
コメント