人の振り見て我が振り直せ


9月8日に発表になりました、2020年4~6月期の経済成長率(改
定値)は、対前期比▲7.9%(年率換算▲28.1%)に下方修正され
ました。ちなみに、統計史上「最悪」の値とのこと。

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但し、2020年6月の実質消費に限っては、様々な政策(特別定額給
付金など)の影響で実質消費が持ち直しました。

6月の実質消費は、対前月比で+13%、対前年比でも▲2%という
ところまで上昇しました。

何しろ、間に「消費税増税」を挟んでいるわけですから、対前年比
▲2%であったとしても、立派な「回復」といえるでしょう。


さて、7月の実際の“数字”は、どうだったのでしょうか?


理美容サービスの回復は足踏み状態 7月の家計調査

以下引用。


総務省が2020年9月8日発表した7月の「家計調査」(二人以上の
世帯)によると、理美容サービスへの支出はヘアカットを除き前月
比マイナスだった。5月に大幅改善し、6月も改善傾向が続き、V
字回復が期待されたが、7月は低迷し回復は足踏み状態になった。

同年前月比は、4月の大幅マイナスから、5月は小幅マイナスに、
さらに6月はヘアカット代と他の理美容料金がプラスに転じるなど
回復が期待されたが、7月はすべてマイナスだった。回復の足並み
は遅くなりそうだ。(後略)


以上引用。


7月の実質消費支出、前年比7.6%減 旅行・自動車低調

以下引用。


総務省が8日発表した7月の家計調査によると、2人以上世帯の消
費支出は1世帯あたり26万6897円と物価変動の影響を除いた実質で
前年同月比7.6%減少した。減少は10カ月連続となり、6月の同1.2%
減から減少率が拡大した。新型コロナウイルス感染症に伴う外出自
粛が続くなか、旅行費や自動車購入などが低調だった。

旅行費が含まれる「教養娯楽」が21.0%減、洋服やシャツなどの
「被服及び履物」が20.2%減と引き続き落ち込んだ。自動車購入費
やガソリン代などの「交通・通信」も19.6%減った。(後略)


以上引用。


7月の実質消費は、対前年比▲7.6%、そして対前月比が▲6.52%。

さすがに、4月5月の水準にまでは落ち込みませんでしたが、6月
回復分の半分が消滅した感じです。


今後は、政府がまともな対策を打たない限り、GDPや所得、消費は
「良くてL字型低迷」という状況になることも指摘されています。



まあ、このような状況でありながら、うちの会社もよく持ちこたえ
ているもんだと、今は普通に感心しています(明日どうなるか分か
らないけど・・・)。


コロナ禍で会社を如何に継続させるか。


しかし、会社を維持・継続すること自体が目的になってしまうのは、
本末転倒のような気がします



つまり、うちの会社が「何をやっていきたいのか」という“大義
を今一度見つめ直す必要性を感じています


経営者ではない私がいうのも何ですが、私以外の従業員には、この
危機的状況すら理解していない人間も多いのです。

理解していないは言い過ぎかもしれませんが、「多少は給料が減る
のかな?」ぐらいにしか思っていないのでしょう。

いやいや、給料が減るどころか、下手したら会社が無くなるのです。


それ程に強烈なインパクトをコロナは持っているのです。


コロナに限らず、デフレでもあり、テクノロジーの進歩もありと、
時代が目まぐるしく変化しています。


私自身も他人事ではなくて、「人の振り見て我が振り直せ」ではあ
りませんが、反面教師と捉えて変化に対応しなければなりません


これからの時代は、コロナに代表されるように、ホント先が分から
ない。

変化が激しく、ルールもコロコロ変わります


そんな時代に人間はいかにあるべきなのか?


常に自分の頭で考え、変わり続けなければなりません

一人一人の個人が変わっていけば、結果として会社も変わっていく。

つまり、会社も変わらなければならないのです。





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