その資格や免許で何が出来るのか?


特別な資格や免許といったものを持たないし、あえて持ちたいとも
思わない私ですが、その私の商売相手が美容師です。所謂国家資格
保有者であります。もちろん取得した人にもよるのかもしれません
が、“国家”の部分を強烈に意識する人、そして、取得にかかった
お金を強烈に意識する人がいるように思います。

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資格・免許に関する内容は、以下のエントリーで考察しました。

資格と免許と修行

人は何に納得しているのか

堀江貴文VS.鮨職人 鮨屋に修業は必要か?


まあ、今回も上記と同じような内容になると思うのですが・・・


先日も相も変わらず美容室で店内勉強会を行っていました。

やはりそのオーナーも美容師免許にかけた“お金”に意識が向くよ
うで、「お金をかけて取得した免許を安売りするような低料金美容
室は許せない
」的なことを言ってました



このような考えは、美容業界では根強くあると思われます

つまり、個人経営美容室のオーナーは、低料金美容室や各種専門店
で働く美容師をとにかく認めない


というよりも、「美容師の格が違う」「バカにしている」というよ
うな意識が透けて見えてしまいます。


私から言わせてもらうと、「美容師は美容師でしょ!?」って感じ
です。


美容師免許を取得し、どのように働くかは人それぞれです。


しかし、意識高い系美容師というと語弊があるかもしれませんが、
その方からすると美容業界と美容師の足を引っ張っているのは、低
料金や各種専門店で働く美容師である、というような考え方がある
ようです。


確かに、理解できる部分は多少あります。


美容師の仕事は、所詮は人がやるものなので、生産性といえばいい
のでしょうか、捌かせる仕事の数は限られています


ですから当然、技術料金は相対的に高くなる必要があります

本来は・・・

それを美容師自らが技術料金を下げてお客に提供しているのですか
ら、世話がありません



しかしながら、もはや全国に25万軒以上も存在する美容室にも、あ
えて書かせてもらうと美容師にもどれほどの価値があるというので
しょうか?



資格と免許といった時点で誰でも取得可能ですから、付加価値も差
別化もへったくあれもありません。

もちろん、取得率が極めて低い資格、免許ならまだしもです。


そして、忘れてならないのが、インターネットとスマホの普及によ
り、情報の民主化が進み、技術自体にも価値がなくなっているので
す。


ならば、折角取得した資格と免許をどのように活かすのか

その資格と免許を使って何が出来るのか


そこが世の中に問われているだけです。


自分のやってきた努力や資格や免許に拘り過ぎると、いや固執しす
ぎるとろくなことはありません


拘るならば、世の中のニーズを理解し、いかに掴むかなのでないか
と、その日行われた美容室との勉強会で改めて思いました。


もちろん、そのオーナーさんには、上述の内容を丁寧に説明して、
理解はしてくれたようです。

表情から察するに、納得はしていないようでしたが・・・


まあ、その方が私の言う内容に納得しようがしまいが世の中は日々
変化し動いています


その変化を自分自身が気づき行動しなければ生き残ることは非常に
厳しいでしょう






「ライフ・シフト 100年時代の人生戦略」




「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう 新版 ストレングス・ファ
インダー2.0」




堀江貴文さん「雇用大崩壊」





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