スモールビジネスとしての美容室を考察してみた


個人的に「スモールビジネス」という言葉を聞く機会が増えたよう
に思います。スモールビジネスとは、小規模かつ少ない資金で始め
られるビジネス全般を指す言葉で、実際のところ、具体的な定義は
存在しないそうです。

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どのような事業が「スモールビジネス」に該当するかを判断すると
きは「個人の裁量が効く範囲」「従業員数」に注目すればよい、と
のこと。

「フリーランス」「ノマドワーカー」などもスモールビジネスに含
める向きもあるようで、そうすると美容室もスモールビジネスとい
えなくもないわけでありまして・・・


理美容業はスモールビジネス

以下引用。


スモールビジネスが注目されている。彼らをマイクロアントレプレ
ナー(マイクロ起業家)と呼ぶ経済専門メディアは、アフィリエイ
ト、デザイナー、コンサルタントなど先端の職種をあげることが多
いが、理美容やエステ、ネイルなどの美容系職種もスモールビジネ
スのカテゴリーに入る。

スモールビジネスが注目されているのは、「好きなことを仕事にし
て自由に稼ぐという新しいライフスタイルを実現する」からだ。令
和という時代背景がある。

元来、理美容業はスモールビジネス、ファミリービジネスである。
地域に密着し、人との絆を継続的に保ちながら、接触型の対人サー
ビスを提供する。

近年はシェアサロンが増え、フリーランス美容師として活躍できる
環境が一段と整った。SNSの普及も大きい。

理美容業は経営規模が大きくなるほど、同規模の他業種との待遇の
差が開く。100人規模、500人規模と大きくなればなるほど、同規
模の企業の平均年収の差が開く。
企業規模が大きくなれば経営効率が向上し、一人あたりの生産性は
高まるのが普通だが、理美容業はじめ美容系職種は規模の拡大が経
営効率に寄与しない。それは1対1が基本のサービス業なので仕方
がない。

しかも、規模の大きな理美容企業の従業員の平均年齢は平均より大
幅に若い。これから65歳定年から70歳定年になるだろうが、理美容
のサロン企業で60歳以上の技術者、とりわけ男性技術は何人いるだ
ろうか? 定年まで働けるシステム、業態になっていないのがいま
の大手企業サロンだ。

規模に応じた待遇・年収、そして誰もが定年まで働ける環境が整う
のなら、大手サロン企業も評価できるが、現状は程遠い。
やはり理美容業や美容系職種はスモールビジネス、ファミリービジ
ネスがふさわしい。


以上引用。


これに対して私は以下のツイートをしました。




本来はそうかもしれない。ただ、自らの技術を切り売りするとい
 う安売りを流行らせてしまったのだから世話がない
。』



記事中にもあるように「好きなことを仕事にして自由に稼ぐという
新しいライフスタイルを実現する」ことを可能にするのがスモール
ビジネスというならば、これこそ美容室は最適かもしれません。

ただ、私がツイートしたように、従来の美容室の在り方が時代に通
用しないし、美容室に対するニーズも時代と伴に変化しています


更には、美容室の店舗数も多く、技術の安売りが流行しているので
すから、安定して稼いでいくことが相当に厳しくなっています。


こういった時代背景をちゃんと考慮した上で美容室をどのように展
開していくかを自分なりに考えなければなりません。

どこかの店舗である程度修行して独立するという、従来方式の美容
室開業では上手くいくことは極めて難しいかと



そこで私は、「美容室の運営の在り方が問われる」と問題提起し解
決策も述べてきました。

解決策を考える上で非常に参考となったのが、三戸政和さん「営業
はいらない」です。




三戸さんはこの本の中で、ブルーオーシャンを狙うのではなく、ブ
ルーポンドを狙え、と提案しています


オーシャンは海、ポンドは池ですね。

今回取り上げたスモールビジネスという言葉こそ使っていませんで
したが、ブルーポンドとはスモールビジネスのようなものかと勝手
に思った次第です。


そこで、ブルーポンドを狙い成功するために必要な条件をいくつか
書いてありました。


規模の小さい市場で独占を達成する

身近な範囲で高い顧客ロイヤルティを生み出す



上段は、コロナ禍も相まって地域密着型の美容室に注目が集まって
います。

下段は、これもコロナ禍によって常連客の存在が明らかになったと
いうこと。

つまり、お店側が常連客と思っていたお客が本当にそうだったのか
がコロナ禍が明らかにしてくれたわけです。

顧客ロイヤルティとは、商品やサービスに対する顧客の信頼度や愛
着度を示すもの
です。

常連客が、イコール「ファン」だったのかどうか

常連客といえども、ただの顧客ならばコロナ禍のような非常事態に
なると、お店やそこで働く人を支えようとは思わないのではないか
と思うのです



どうやらスモールビジネスであればあるほど、ただお客を獲得する
という問題ではなさそうです。


どのようなお客から支持されたいのか、それは自分が支持されるだ
けの存在なのかどうかをある意味では激しく問われているというこ
となのでしょう






三戸政和さん「サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい」





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