上司を選べないを痛感した話


中小企業の生産効率が低い理由として、たとえば、マネジメントが
ずさんな営業の現場では、「営業マンによってやり方が違う」「部
下に仕事を教えない(教えられない)」「(仕事を)見て覚えろという
スタイル」といったものがあると言われています。

人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




お恥ずかしい話ですが、中小企業であるうちの会社は、上記が見事
に当たっております。


「仕事を見て覚えろというスタイル」の時代は終わったと思う反面、
「学ぶ」は「真似る」からきているように、今の時代も先輩や上司
の仕事ぶりを凝視し、耳や肌で感じることは、自分のスキルアップ
のためにとても大切なのではないかと思います。


ただ、「見て覚えろというスタイル」一辺倒では、人がついてくる
ことはおろか、最悪、辞めたいと思う気持ちが芽生えてしまう結果
になってしまいます。


先日、トヨタ自動車で営業マンをやっていたという方と話す機会が
あったのですが、やはりそこには、「営業マニュアル」があったと
いいます。


うちの会社の恥部を晒すことになるのですが、「営業マンによって
やり方が違う」があまりにも酷すぎるのです



今年から、他の支店の営業マンの面倒を見ることになったのですが、
同じ会社にいながら、「話」が通じないのです。


昨日今日入社した新人なら理解もできますが、既に5年以上も営業
をやっているのに、「そんなことも知らないの?」というレベルだ
ったので、開いた口が塞がらないというか、途方に暮れてしまいま
した。


会社に入ると、「上司を選べない」ということをよく耳にします

その話が通じない営業マンにも上司がいたはずです。


その上司からは何も教わっていないようですし、自分からも見て覚
えようという意識もなかったようです。


そこと比べるのはどうかと思うのですが、私はホントにラッキーだ
ったなと思いました。

かつての私の上司は、しっかりと仕事を教えてくれましたから。



今年に入ってから、まず美容室向けの有料の講習会を任されること
になりましたが、次に任されたのが営業マン育成です



さてどうしたものでしょうか?

日々頭を悩ませております。


何をどのように、私の話が通じない営業マンに教えていけばいいの
でしょうか?



トヨタのような大企業であれば、それこそマニュアルがあるのでし
ょうが、そんなものはうちの会社には存在しません。


私の好きなようにやってもらって構わないと経営者からは言っても
らえるのは嬉しいのですが、それって言い方を変えると丸投げです



無視してもいい話ですが、状況が状況ということもありますし、
のような機会って中々ない
だろうということで快く承諾しました



取り敢えず、私の頭の中にあるのが、以下を教えるのは外せないと
思っています。


 何のためにうちの会社が存在しているのか(企業理念)

 ・会社の目指す方向性(使命)

 ・仕事を進行するうえで忘れてはいけないこと(優先行動指針)




細かいことをいくらいっても、すべてが形でしかありませんから、
まずは中身からということで。

中身が理解してもらえれば、自然と形はそれぞれに出来上がってい
くことを期待しているのですが、さてどうしたものでしょうか?


今後は、営業マン育成についても当ブログで触れていこうと思いま
す。


営業マン“育成”というよりは、私からすと“環境づくり”がメイ
ンの仕事だと思っています



頑張ります。





スティーブン・R・コヴィー博士による世界的ベストセラー
『7つの習慣』(「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」)




麻野耕司さん「THE TEAM 5つの法則」





人気ブログランキングに参加しています。
応援クリックお願いします。




【関連記事】
目指す営業

営業マンにとって大切なことは何か?

新しい時代の人の生き方

コメント

非公開コメント