形と中身を真似てこそ


消費税率が10%になってからちょうど一年が経ちました。今年は東京オリンピック開催のはずが、まさかまさかのコロナ禍により延期となりました。改めて予測、予想することの無意味さを個人的には痛感したわけです。


一寸先は闇ではありませんが、コロナ禍を通して、ホントに世の中何が起こるのか分からないものです。

チャールズ・ダーウィンの言葉にもあるように、「生き残るのは強いものでも賢いものでもない。変化に対応できるものだ」ということなのでしょう。

個人でも企業でも変化に対応できるかどうか。

ですから、何が起きても大丈夫なように臨機応変に対応できる能力を身につけることが個人でも企業でも求められると思います。

コロナ禍という「想定外の変化」に対応できる企業が生き残るのです。


丸亀製麺の売上高が対前年比90%まで回復 カギは「衛生マーケティング」と持ち帰り専用容器
https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2009/29/news005.html



上記にもあるように、確かにカギは「衛生マーケティング」と持ち帰り専用容器、なのでしょう。

しかしながら、それはあくまでも形であって、中身の部分である、変化に対応するという姿勢が最も大切な部分なのではないかと思うのです。

丸亀製麺と同じような取り組みをしている企業も多いはずなのに、結果が同じではない。

形をいくら真似ても、その形とは中身から溢れ出たものであるという理を理解していなければ、形を形でしか真似することしかできないでしょう。

もちろん、先行者で成功している人の真似をすることは大事です。

真似することもしない人は論外ですが、やはりそれ以上に真似をするにしても形と中身の両方をしっかりと真似をしなければ意味がありません。

真似をしようとした形がどうやって生まれたのかを知ること。

そして、中身も真似ていくこと。


形は中身を真似てこそです。

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