需要不足が統計史上最悪とのこと
街を何気なく歩いていると普段通りにあらゆる店舗(私の目に付く
のはやはり美容室ですが)が営業を続けております。その一方で、
空きテナント(意外なほどに美容室は生き残っています)もかなり
目立つようになってきました。
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4─6月需給ギャップ-10.2%、1980年以降最大のマイナス=内閣府
以下引用。
[東京 8日 ロイター - 内閣府は8日、2020年4─6月期の
国内総生産(GDP)2次速報を反映した需給ギャップがマイナス
10.2%となったとの試算を公表した。2019年10─12月
期のマイナス2.4%からマイナス幅が拡大し、試算を行っている
1980年以降で最大の大きさとなった。
以上引用。
上記の記事の解説として以下を紹介しておきます。
デフレギャップ(総需要の不足)10%超の衝撃(前編)
統計史上最悪で、リーマンショック期すらをも上回ったとのこと。
2020年4─6月期といえば、緊急事態宣言が発令中の時期と重なり
ます。
現在は、緊急事態宣言も解除され、人の流れも戻ってきているよう
に感じるのですが、さて、今後の経済指標が気にあるところです。
私自身も長崎から福岡、熊本、広島、岡山の出張が4月以降も定期
的に続いております(もちろんその前からもですが・・・)。
5月の出張は、ちょうど緊急事態宣言が再延長された時期だったは
ずですが、電車移動をしておりましたが、行きも帰りも車両(ちな
みに自由席)に私一人だけということもありました。
何やら貸し切り気分を満喫しておりました。
9月は、流石に車両に私一人だけといういことはなくなりました。
コロナ禍以前であれば、ちょっとしたことでも直接会ってみて仕事
をすることが当たり前だったはずですが、リモートワークでも全く
問題ないことが共通認識となりました。
更には、リモートワークですら必要がない場合も出てきているよう
に思います。つまり、仕事の選別です。
同時に、やはり直接会ってからではないとダメな仕事も出来てきて
当然です。
美容業界もリモートで講習会が行われているようですが、私が思う
にそれで構わないという人は一握りなのではないかと思うのです。
多くは、直接会場に足を運び、画面越しではなく、直接見て聞きた
いはずなのです。所謂ライブ感。
これは、ホント私の周りの人間限定ですからかなり偏った意見でし
かないことを最初に断っておきます。
何かというと、私が行っている美容室での勉強会ですが、リモート
は行っておりません。
相手にリモートも可能だと伝えても直接やってもらいたいという意
見しかありませんでした。
こちらとしては、リモート対応は出来ているのですが、どうやらラ
イブ感が重視されているようです。
今まで以上に、美容メーカー、ディーラーの営業マンの働き方も変
わってきます。
働き方というよりも仕事で求められるスキルそのものが変わってき
ています。
もはや、商品を美容室に配達すること、集金すること、が仕事であ
ると捉えている営業マンは生き残れないでしょう。
需要不足が統計史上最悪とのことですが、考え方によっては需要そ
のものも変化するはずです。
今までの需要に対して今までの供給が、いつまでも続くとはかぎり
ません。
コロナ禍にあって美容室が美容メーカー、ディーラーに求めるモノ
やコトは変化して当然です。
私の場合、美容室に売る商品は限定されていますので、商品の取り
巻く環境の変化を随時伝えています。
カッコよくいえば、美容室に対して美容メーカーの営業マンとして、
新しい需要をあえて創っているという感じです。
今後も厳しい経済指標が予想されますが、なんとか乗り切りたいと
思っています。
以下の中野剛志さんの二冊の著書は、経済を勉強したい方にとって
は是非読むべきだと思います。
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